アトランティスとはどのような文明だったのか?【後編】

地球

アトランティス文明とは

アトランティス文明の前期では、クートフーミーが科学の分野で活躍し、聖クザーヌスが理神論を説かれました。その後、人々は科学的発展にばかり目を奪われ、愛の教えが抜け落ちるようになっていきました。

そのような流れの中で、愛の教えをしっかりと根付かせるためにも軌道修正が必要でした。そこで、トスと呼ばれる人が生まれることになりました。トスというのは、現文明ではブッダと呼ばれている方ですが、クートフーミーや聖クザーヌスと同じく九次元霊です。

トスはそれまでのアトランティス文明における知識を整理して、科学的発展ばかりに目が向いている流れの軌道修正を試みました。しかし、残念ながら、愛の復興までには至りませんでした。

文明の中期では、科学的な探究はどんどん進んでいきました。クリスタルが持つエネルギー増幅作用の探究もされていました。また、当時の人々は小さなクリスタルをつないだブレスレットをすることで、空を飛ぶことさえできたと言われています。

アガシャー大王が愛の教えを説いた

文明の後期になってくると、中には「愛」という言葉にアレルギー反応を引き起こし、愛を受け付けなくなる人々が出てくるようになりました。

元々、文明の最後には九次元霊のアモールがアトランティスの人々を愛でまとめ上げる計画でした。アモールは現文明ではイエス・キリストと呼ばれている方です。

愛を受け付けない人々が多くなっていた地上の状況の中で、アモールはアモンとして地上に王として生まれました。そして、十万人以上の人々を収容できるような大きな広場で愛の教えを説きました。

人々からはアガシャー大王と呼ばれるようになり、王妃とともに大きな尊敬を受けるようになったのです。ちなみに、このときの王妃が現文明では聖母マリアと呼ばれている方です。

当時のアトランティスには評議会というものがあり、その評議会が大きな権力を握っているのでした。

アガシャー大王の人気が大きくなるにつれて、評議会は脅威を感じるようになり、評議会の議長が大王を抹殺しようと画策するようになったのです。

アガシャー大王とその周りの人たちは人々に異端の教えを広めようとする者として迫害されて、とうとう広場で生き埋めにされてしまいました。

巨大クリスタルの爆発により大陸は沈んだ

アトランティスの最後は、軍事目的で巨大なクリスタルを使用しようする動きがある中で、事故によって爆発を起こしたことがきっかけとなりました。それにより、アトランティス大陸は海に沈むこととなりました。

「バミューダトライアングル」と言われる領域がありますが、あそこで船や飛行機が消えてしまうのは、海中に沈んでいるアトランティスのクリスタルが影響しているのです。