意見や性格の違いがあっても神の子としてつながっている
自分とは意見の異なる人や性格的に合わない人がいるとき、あなたはどうしていますか。
衝突してケンカしてしまうこともあるかもしれませんし、距離を取ってあまり関わらないようにするという人もいると思います。イヤな気持ちになりたくないし、イライラしてしまうから考えないようにするという人もいるのではないでしょうか。
そのような相手を前にしたときの対応を振り返ってみると、私も昔はそうしていたことが多いです。しかし、今はこう思っています。それはつまり、「相手も同じ神の子なんだ」ということです。
すべての神の子は神の一部であり、神の現れです。自分とは異なる意見や考えを持っている人に触れることで、神の世界の多様性に気づくことができるのです。
たとえどんな悪人と言われる人であっても神の子であることに変わりなく、それはただ道に迷ってしまっているだけの姿に過ぎません。神の子としての姿を見失っているだけに過ぎません。存在しなくてよい人など、この宇宙には一人もおりません。
そのように捉えられると、相手を排除しようとか、ぶつかり合うようなこともなくなり、相手を受け入れられる気持ちが心に湧いてくるのです。色々な人がいればいるほど、神の世界の多様性を味わえるようになってきます。
どんなに嫌な相手であっても、神の子であることには変わりなく、同じ兄弟姉妹として自分ともつながっているのです。
根底にそのような思いがあれば、相手のことを認められるようになるものです。衝突したり、イライラしたりすることもなくなっていきます。そのような人が増えてくれば、互いに傷つけ合うことも減っていくはずです。そして、誰もが幸せを感じられるような人生を送れるようになるはずです。