分かり合えない人がいて悩んだとき【心と心の手をつなぐ】

人生の悩み

分かり合えない人がいて悩んだとき【心と心の手をつなぐ】

人と分かり合えないとき、どうすればいいのでしょうか。

「人と意見が合わない」
「相手の考えが受け入れらない」
「自分のことを理解してもらえない」

そんなときは、「心と心の手をつなぐ」ことです。

「絶対に分かり合えない」という前提からスタートするのではなく、「必ず分かり合える」という、相手に対する絶対的な信頼から始める。思いの中で手をつなぐのです。

そうすると、不思議なことに、腹立たしく思えていた相手が、意外に分かり合えそうな相手に思えてくる。どんなにこの人とは分かり合えないと思えたとしても、必ず心と心の手はつなぐことができます。

人間の心は深いところで互いにつながっている

心と心の手をつなげば、最初はあんなにも分かり合えないと思えていた相手とも最終的には必ず分かり合えるようになります。

なぜなら、人間の心というのは深いところで互いにつながっているからです。

極端なことを言えば、「こんな人とは絶対に分かり合えない」と心で思えば、相手も同じように自分に対して「この人とは絶対に分かり合えない」と思うのです。

「人は合わせ鏡」とも言われます。

相手を「イヤだな」と思えば、相手もこちらを「イヤだな」と思うものです。自分が相手に対して思った印象がそのまま自分に跳ね返ってくるのです。

私たちの心というのは、別々に分かれているものではありません。 肉体を通り越して、つながっているのです。

人との関係がうまくいかないように思えるとき、やっぱり実際にもうまくいきません。それは心で互いに反発しているからなのです。

ところが、私たち人間というのは、元々つながっている存在なのです。魂的には元々一体であり、それがアメーバのように分かれて、それぞれの魂としての個性を持つようになりました。

ですから、それぞれが別の存在に思えるかもしれませんが、実はそうではなくて、元々は一つだったものが分かれて、それぞれ唯一無二の個性を与えられて存在しているのです。

同じ神の子であるという信頼感

相手も自分も本当は一体である。
互いに心はつながっている。
心と心で理解し合える。

同じ愛のエネルギーが流れた、同じ神の子であるという絶対的な信頼感。こちらがそのような信頼感を持てば、それが相手にも必ず伝わります。

どんなに分かり合えないと思えるような相手でも、「必ず心と心の手はつなげる」と思って接すれば、結果的に相手も変わっていくのです。