自殺をすると死後は地獄に落ちるのか

自殺をすると、死んでから地獄に落ちることになるのでしょうか。

結論から申し上げますと、自殺はあの世に帰ってから地獄に行って今以上に苦しむことになります。それは昔から、「自殺は他殺以上の罪である」と言われてきた通りです。死ねばすべて解決するなどということはありません。

苦しいことにも必ず原因があるのです。なんの理由もなく、苦しみが生まれてくるなんてことはありません。

人生、人間関係、お金など、様々なことで苦しみが生まれますが、すべては気づいていないだけで自分でまいた種なのです。厳しいようですが、まいた種は自分で刈り取らなければなりません。

そして、それを刈り取れば、どんな苦しみも泡が消えていくように消えてなくなっていきます。

そのためには、苦しみをつかむことなく、当たり前のことですが、日々を精一杯生き抜いていくことです。

自分がどんな状況であれ、人には愛を持って接し、自分がやられて嫌なことは人にはしない。人を傷つけない。常に謙虚さを忘れず、新たに成長していくことを喜びとする。

そんなふうに人生を光り輝かせていれば、苦しみというものはいつの間にか消えていて、あのときの自分があったからこそ今の自分があると思えるようになるはずです。不思議なことに、その当時の苦しみがいつか喜びに変わるときがくるのです。

ですから、その苦しみを糧にして、これはより大きな魂の喜び、幸せを手に入れるための試練だと思って、決して負けることなく生き抜いていただきたいのです。自殺をするために生まれてくる人など一人もおりません。