人間は生まれる前に今回の人生計画を立ててくる

この世とあの世

人間は生まれる前に人生計画を立ててくる

私たちは生まれてくる前に今回の人生の計画を立ててきます

それは「青写真」とも言われますけど、今回の人生で何を魂の学びとしたいのかに大きく関わっています。

どこに生まれて誰に親になってもらい何歳まで生きるのか

その人生計画というのは、旅行に行くときに計画を立てるのと同じようなものです。

例えば、「京都旅行をしよう」となったとき、京都のどこに行って、何をするのかを事前にある程度は計画しますよね。

「一日目の午前中は八坂神社に行こう。それから、ランチはちょっと洒落て祇園辺りで食べようかな。午後は清水寺に行って、あといくつかの神社かお寺を回ろう。夜は京都に住んでいる友達と会ってご飯を食べよう」と、このような感じで計画することもあるのではないでしょうか。

それと同じように、この世に生まれてくる前に一人ひとりが今回の人生の計画をしてくるわけです。

日本のどこに生まれていって、誰に親になってもらい、どのような仕事をしていくのか。

そして、何歳頃に結婚して、子どもを何人産むのか。

最後、寿命は何歳で終えて、どのように亡くなっていくか。

人によってその計画の細かさなどは異なりますけれども、人生というのはそのように自分で計画を立てて生まれてきているものなのです。

この世での本人の自由意志が尊重される

もちろんこの世を生きる主人公は自分自身であり、実際に肉体を持って生きている本人の自由意志が尊重されるので、計画通りにならないこともあるわけです。

なぜなら、地上の人間はあやつり人形ではないからです。

例えば、先ほどの京都旅行で言えば、「事前の計画では清水寺に行こうと思っていたけど、実際に京都に着いてみたら清水寺に行くより二条城に行くほうが良く思えてきて、二条城に行くことにした」というようなこともありますよね。

事前にどのような計画を立ててこようが、地上に生きている本人がそのように望むのであれば、自由意志により自ら変更し、決めていけることです。

ただし、自分の思いや行いの結果生じることは、自分で引き受けなければなりません

「二条城に行ったせいで、清水寺からの素晴らしい景色が見られなかった。その経験を返してほしい」と人に文句を言ってもしょうがないですよね。

そのような選択をしたのは自分自身であり、誰か他人のせいにできるものではありません。

そのように、あの世で決めてきた人生の計画があり、実際にどのように生きるのかはこの世に生まれた本人の自由意志に任せられているのです。

守護霊がインスピレーションを与えて導いてくれている

そして、大きく道を外れないように一人ひとりを導いてくれている存在がいるのですが、誰だと思いますでしょうか。

それが「守護霊」と言われる存在です。

守護霊というのは、あの世に残っている自分自身の魂の兄弟であり、自分の魂の一部です。

私たちがこの世に生まれてくるとき、魂のすべてが肉体に宿るわけではありません。

一般的に多くの人では、肉体に宿る魂のエネルギー量は十分の一程度と言われ、実際はほとんどのエネルギーがあの世に残っているのです。

そのようにあの世に残っている自分の魂の一部が守護霊を務めており、目には見えませんけれども、守護霊は一人ひとりに必ずついています

そして、インスピレーションという形で、その人が大きく道を間違えないように善導し、いつもそばであなたを応援して守ってくれているのです。

私たちは守護霊に導かれながら人生を送っているのです。

その人生こそがあなたの魂にとって本当に必要であったもの

人間は行き当たりばったりで生きているのではなく、あの世で決めてきた人生の計画をもとに生きています。

「なんでこんな人生なんだろう」と悩み苦しむこともあるかもしれません。

しかし、実はそれこそが自分が望んできたものであり、自分の魂にとって必要な人生であったのだということです。

そのような視点に気づいたとき、また人生の見方というものは大きく変わっていくのではないでしょうか。

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