あの世の世界における霊人の光の強さ

この世とあの世

あの世の世界における霊人の光の強さ

あの世の世界というのは、高次元の上の世界に行けば行くほど、その霊人の発している光が強くなっていきます。

たとえば、この世に生まれたときに救世主としての役割を果たされる、人格霊としては最高の九次元霊と呼ばれる存在がいらっしゃいますが、九次元霊の方があの世で下の次元に降りてくるとどうなるか。

一段下の八次元辺りでは、そこにいる人たちからすると「まぶしいなあ」という感じがします。かなり明るい白熱灯がそばで光っているという感じでしょうか。

続いて、七次元辺りに来ると、光がかなり強く感じられ、どんどん人が集まってきてしまい、今にも講演会が始まりそうな感じになってきます。まるで芸能人がやってきたかのごとく、わんさか人が集まってきます。

これが六次元辺りに行くと、そこにいる人たちにとっては巨大な光がやってきたような感じで、あまりにもまぶしくて、目が開けていられません。直視するのがかなり難しく、太陽でも見るかのようなので、手をかざして見ないと見れない状態です。

さらにその下の界に降りてくると、五次元になるわけですが、そこにいる人たちにとってはもう姿を見ることができません。巨大な光としか見えず、もう人間とは思えません。

そしてさらに、四次元の低位霊界にある地獄に行くと、地獄にいる人たちは怖がりはじめることになります。取って食われるんじゃないかという感じがしてくるのです。実際はそんなことは全然ないのですが、恐怖感で一杯になってしまいます。

上の次元から下の次元に行くときは光度を落とす

こんなふうに、あの世ではそれぞれが自分の発している光の量にあった世界に住み分かれているので、上の次元にいる人が下に行くと暗く感じますし、逆に下の次元の人にとっては光が強く感じられます。

ですので、上の次元の人が下の次元に行くときは多少光度を落としていくことになります。あの世には光の量を調節する装置があるようで、行く次元にある程度光の量を合わせていくと言われています。

基本的に上の次元から下の次元へ行くことは許されていますが、下から上には行くことができません。ただし、八次元最上段階と言われる太陽界の霊人は九次元への出入りができるようです。

普通、一段階上にいる人たちが先生となり、下の次元の人たちを指導しています。

魂の進化の過程には一つひとつのステップがある

これは、上にいるから偉そうにふんぞり返っているなどということを言っているのでは全然なくて、私たちが魂として進化成長していく過程で、一つひとつの段階があるということを示しているのです。

そして、その進化のステップを上がっていくに当たっては、やはり自分一人では分からないことも多々出てくるわけで、そのときにコーチとなる先生から指導を受けることができる。そのコーチはすでにそのステップはクリアしているわけですから、的確なアドバイスができるわけです。

このように、魂の成長進化とは光の量が1ステップずつ増えていくことであり、光の量がどうすれば増えていくのかといえば、この世で生きている間にどれだけ多くの人たちを愛の思いで救おうとしたか。そして実際に救えたか。

それに応じて光の量は増えていき、それが人格霊とし最高度に達すると、九次元と呼ばれるようになります。そのような進化のステップの中に一人ひとりの人生というものがあるのです。