私たちの心というのはどのような状態が最も望ましいものなのでしょうか。
それは調和された心です。
調和されている心が最も自然かつ幸せな状態であります。
元々、心は丸く調和されているものなのです。
例えば、地球にしても太陽にしても丸い形をしていますよね。
丸というのは完全なる姿を表しているのです。
魂というのも視覚的に見たときには丸い光そのものでもあります。
それらに表されているように丸というのは引っ掛かりがなく、調和の姿を表しているとも言えるのです。
では、不調和な心とはどのようなものなのでしょうか。
それは歪なザラザラしたものです。
具体的に言うならば、恐れや不安、不満、愚痴、憎しみ、怒りなどは調和とはかけ離れた心の状態です。
しかしながら、いっときそれらの不調和な思いが湧き上がり、心がザラザラとした状態になったとしても、自ら再び丸く調和した心は取り戻すことができます。
私たちは不調和な思いに振り回されていてはいけません。
もちろん人間生きている限り、聖人君子ではなく、もちろん様々な感情や思いの中で生きているのが現実です。
それでも、ときに不調和な思いが心を占めることがあったとしても、それを大いなる愛で昇華し、大いなる調和を取り戻していくことが私たちにはできるのです。
常に愛と調和に立ち返ることです。
なぜなら、それが私たちの本質であり、私たちという存在そのものであるからです。
そして、そのような心は圧倒的な調和に満ちた大宇宙の神の愛のエネルギーと直接結びつくものです。
私たちはその神の愛のエネルギーから生み出された神の子として、神の一部として、大いなる愛と調和を表現していくために命を分け与えられているのです。