なぜ似た者同士が集まり引き寄せあうのか〜「類は友を呼ぶ」の本当の意味〜

この世とあの世

なぜ似た者同士が集まり、引き寄せあうのか

「なんとなくあの人とは気が合う」
「この人とは波長が合うような気がする」
「どういうわけか、この人といると居心地がいい」

そんなふうに感じることはありませんか。

「類は友を呼ぶ」とも言われますが、自分と似たような人が自然と周りに集まることがあります。

同じような思いを持っている人同士が自然と引き寄せあうのです。

なぜ、そのようなことが起きるのでしょうか。

人は目には見えない「電波」を発している

人間というのは電波である」とも言われます。

私たちが日ごろ心で思っていることや感じていることは、目には見えないエネルギーとして発信されているのです。

たとえば、人込みにいると、とても疲れてしまうという人がいます。

そういう人は、人込みの中で多くの人が発している目には見えないエネルギーを受けて疲れてしまうのです。

また、テレビやラジオでは、放送局が発している電波を受信して番組を見たり聞いたりしているわけですけれども、その電波も目には見えずとも確かに存在していて、その周波数の違いによって異なる局のテレビ番組を見たり、ラジオ番組を聞いたりすることができるようになっています。

それと同じように、人が心の中で思っていることは、肉体の目には見えませんが、電波のように世界中を飛び回っているのです。

「波長同通の法則」で貫かれている世界

なぜ、同じような思いを発している人同士が互いに引き寄せ合うのでしょうか。

それは「波長同通の法則」によるものです。

波長同通の法則とは、同じような波長は引き寄せって増幅するという法則です。

この大宇宙は波長同通の法則で貫かれている世界であり、その法則のもとで、似たようなエネルギーは引き寄せあって大きくなりますが、反対のエネルギーは反発しあって打ち消し合うことになります。

波長同通の法則は「親和性の法則」や「引き寄せの法則」とも言われます。

自分の心の思いが、それに通じるものを磁石のように引き寄せているのです。

あの世では心の中を隠すことはできない

波長同通の法則はこの世だけではなく、もちろんあの世も含めて働いているものです。

あの世では私たちは物質的な肉体を持っていませんので、いわば心の中がむき出しになって存在しているようなものです。

この世では、他人が心の中でどのようなことを考えているかはなかなか分からないかもしれませんが、あの世では自分の心の中の思いを隠すことはできません

心の中はガラス張りのように、すべての思いが丸見えになっているのです。

あの世では自分と同じような思いを持った人たちが集まって暮らしているのであり、自分の周りには自分と似たような思いを持った人たちばかりしかいません。

あの世は思いの世界なので、その意味では、この世以上に波長同通の法則が鮮明になって表れているとも言えるかもしれません。

心の思いを変えれば人生は変わる

私たちが普段、心の中で思っていることは目には見えないエネルギーとして発信されています

そして、そのエネルギーに同調、同通するものを引き寄せているのです。

それによって「類は友を呼ぶ」という言葉通り、似ている人たちが集まるのです。

そのような法則を知れば、いくらでも人生を変えていくことも可能です。

それは外側の世界を変えようとするのではなく、自分の内側、つまり心を変えることで周りの世界も変わっていくということです。

心の思いを変えれば人生で起きることのすべてが変わっていきます

もし今、あなたが辛い人生を歩んでいたとしても、心を変え、思いの力を信じることで光り輝く素晴らしい人生に変えていけます。

それは難しいことではなくて、どんな人でも誰でも今日からできることなのです。