同質性から抜け出し、多様性の中から新たな進化、発展を

大宇宙

波長の似ている人たちが集まる

同じような波長を発している人たちが引き寄せ合って集まるのは、この大宇宙を貫いている法則が働いているからです。

「波長同通の法則」や「親和性の法則」とも言われますけれども、この社会の中でも、ある目的を持った人々の集まり、たとえば、会社やチームのようなものであっても、似たような考えや性質を持った人たちが自然と集まっている光景はよく見られますよね。

また、その中で共に多くの時間を過ごしているうちに互いが似通ってくるという、互いに影響し合って波長が近くなってくることもあります。

これは夫婦や家族などを考えてみると分かりやすいと思いますけれども、長い時間を一緒に過ごしていることでやはり互いに似てくるところがあるのではないでしょうか。

同質性の中にいるだけでは新たな進化や発展は望めない

そうなってくると、その集団やチームにまとまりが出てきて、互いに居心地が良い状態になってきます。しかしながら、そのような同質性に安住していると、今度は発展性というものが失われ、進化や成長が止まってしまうということがあります。

自分たちとは異なる考えや意見、バックグラウンドを持った人たちをただ排除し、受け入れない、理解しないというスタンスでいると、新たな発展が望めません。

今、「多様性」ということがよく言われますよね。それは互いの違いを排斥し、争い合うことではなく、それぞれが持っている価値観や文化、宗教などを尊重し、認め合うことによって調和をし、より素晴らしい世界を作っていこうというものです。

その多様性によって軋轢が起きたり、多少の混乱は起きるかもしれませんけれども、それによって似たような人たちが集まっているだけでは達成できなかったような新たな進化が生み出されて、成長が促進されていきます。

地球という惑星の多様性とその挑戦

それはこの社会の中だけの話ではなく、宇宙という、一つひとつの星々にとっても同じです。

星というのも一つの家族やチームのようなものです。その星の中で同じような価値観の中でまとまり、調和し、安定しているところもありますけれども、やはりそれだけでは停滞し、ややもすれば退化してしまうということもあり得ます。

私たちが住んでいる地球という星は、宇宙の様々な星々からやってきた魂たちが住んでいて、そのバックグラウンドは様々です。だからこそ、なかなかまとまりがつかない星であるということも事実かもしれません。

しかし、この地球は宇宙のあらゆる人たちの魂を受け入れて、その多様性の中から大調和を目指し、今、宇宙の中で停滞しているような他の星々にとっても、「こういう進化のあり方が可能なんだ」という驚きとサンプルを示すことによって、また宇宙全体が進化し、成長を遂げていくことに寄与していくという、そのようなチャレンジに果敢に取り組んでいるのが私たちが住んでいる地球という星なのです。

一人ひとりが宇宙の神の子であり、神の現れ

そのときにキーとなっているのが、私たちはすべてが宇宙の神の子であるということです。

たとえどんな違いがあったとしても、一人ひとりが宇宙の神の現れであり、愛の一部として神の個性を分け持った尊い存在です。

ケンカをしている相手であっても、自分も相手も同じ神の子であり、兄弟姉妹であることに変わりありません。神からすれば、それは兄弟ゲンカをして傷つけ合っているようにしか見えません。

親であれば、仲の悪い子どもたちに対して「ケンカをせずに仲良くしてほしい」と思いますよね。それと同じで、神も私たちが互いに愛し合い、助け合い、生かし合っていくことを望んでいらっしゃいます。

一人ひとりの違いの中で理解しがたいこと、受け入れがたいことがあったとしても、相手も神の現れです。

それを「神はこのような個性の現れ方もされるのだ」という大らかな気づきに変えて、その個性の違いを生かし合うことによって、より大きな愛が表現されていくのではないでしょうか。それによって神が喜ばれるような、より素晴らしい世界を作っていくことができるのだと私は思います。

大宇宙の進化は一人ひとりの進化にかかっている

誰もが例外なく、この大宇宙をつくられた神に愛されて存在しており、一人ひとりの心を通して直接神とつながっています。

その神とのつながりを持って、今、共に生きている周りの人たちと協力し、共に進化、成長していく道を見出していくことが私たちに問われていることです。

大宇宙と私たちは切り離されたバラバラの存在ではありません。

一人ひとりがこの大宇宙の一部であり、一人ひとりの進化をもってその星自体が進化し、そしてまた、一つひとつの星々の進化をもって銀河が進化し、大宇宙が進化していきます。

そのようなつながり、一体感の中で、この大宇宙自体が進化しているのです。

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