宇宙の神との結びつき

神の子

私たちはこの世界にバラバラに放り出されて、無意味に、無価値に生きているように思う人もいるかもしれませんけれども、本当はそんなことはなくて、誰もがこの宇宙の神に必要とされて、一人ひとりがその心で直接、神と結びついています。

自分の命は自分だけのものと思っても、実際はそうではなくて、神の命が分けられて存在しているのが私たち一人ひとりであり、命というのは自分のものではなく神のものです。それは私たちが神の命の一部を預かっていると言ってもいいかもしれません。

私たち一人ひとりが宇宙の神の一部であり、神の命の現れとして存在しています。それぞれの存在すべてが一つにつながっていて、大きな意識体の一部として生きているのです。

神にとってはもうご自身と私たちの区別はありません。すべてが神ご自身の一部そのものであり、圧倒的な愛の思いの中で、この大宇宙のあらゆる命を生かし、育まれていらっしゃいます。

一人ひとりが神と直接つながっていて、誰もが神の小さな現れであり、かけがえのない存在です。それは自分だけではなく、他の人たちもみんなそうです。一人ひとりがかけがえのない尊い存在であり、自分にはない特別な力を持っています。

今、自分がどんなに孤独に思えても、その心を通して宇宙の神とつながっており、そして、他の人たちとも同じように、私たちは神の子どもたちとしてみんながつながっているのです。