夫婦には強いつながりがある
夫婦の縁というのはお互いにとても強いつながりがあるものです。
偶然に夫婦になるということは決してありません。そこには何らかの目には見えない糸で結ばれた関係性があるのです。
夫婦で最も多いのは過去世でも夫婦だったパターン
最も多いと言われているのが、過去世においても夫婦だった人が、今回の人生でも結婚しているパターンです。以前、この世に生まれてきたときに、お互い夫婦として生活していた二人が今回の人生でも再び結婚して一緒の生活を送る。
お互いによく知っている魂でもありますし、やはりまた一緒になって人生を送りたいという気持ちになることが多く、互いに結婚の約束をして生まれてくるわけです。
よくよく考えてみれば想像できるかと思いますが、よく知らない相手と結婚しようと計画してくるよりは、一度は結婚したことのある相手のほうがお互いとしても決めやすいということはあると思います。
未知なる相手と一緒になり、全くどうなっていくのか分からないというよりは、すでに経験済みの相手ということで安心できる点もあるはずです。
結婚相手に初めて会ったときに懐かしく感じる場合は魂の記憶が蘇っている
結婚されている方の中には、初めてその相手と出会ったとき、「なぜか懐かしさを感じた」、「初めて会う人とは思えなかった」という人もいるかと思います。
それはもちろん、過去世で何かしら関係があったからこそ、そのような記憶が蘇ってくるのでありまして、夫婦だった可能性が最も高いわけではありますが、それ以外に別の関係性だったことも考えられます。
それはたとえば、過去世において、恋人だったり、片想いの相手だったということもあります。
その当時は何らかの理由があって結婚はできなかったけれども、相手に対する好意を持っていたのにもかかわらず、それが成就しなかったので、今回は夫婦になる約束をして生まれてきたということです。そして、無事に今回は結婚することができた。そのようなケースもあります。
過去世で傷つけ合った者同士が今世で夫婦になることもある
また、別のケースとしては、お互いに大変嫌いあって傷つけあっていた二人が、そのカルマの刈り取りとして夫婦になるということがあります。
傷つけ合ってしまったというのは、神の愛の方向の観点からすれば本人たちにとっては一つの課題です。
傷つけ合うのではなく、互いに助け合い、支え合うのが愛の方向ですから、今度こそは二人でそのような生き方をできるように、あえて結婚して一緒に生きるということもあるのです。
また、その他のケースとして、互いにそれまで過去世における縁はなかったのだけれども、今回地上に生まれる中で、守護霊同士の引き合わせで未知なる魂同士が出会って結婚するという場合もあります。
この場合は、あの世のほうでも守護霊同士が互いに了解の上で、地上においても結婚をしていくことになります。つまり、この世で出会う前にすでに守護霊同士は互いに挨拶を済ませているというわけです。
夫婦は偶然に惹かれ合って結婚しているわけではない
このように、結婚する夫婦というのは、偶然に惹かれ合って結婚しているわけではなく、あの世ですでに約束をし、過去世においても夫婦であったり、何らかの関係性があった上で、そのような縁というのができているのです。
すでに結婚されている方もまだその相手に出会っていないという方も、そのような縁の中で相手と出会っている、もしくは今後出会っていくということです。