自殺は他殺以上の罪となる
古来より自殺は他殺以上の罪になると言われてきました。
それはこの世で何か罰せられるということではなく、死んだ後、あの世において自殺をした本人が大きな罪と苦しみを背負うことになるということなのです。
自殺者のほとんどが、あの世では地獄に落ちて、この世で生きていたとき以上に苦しみを味わいながら反省をすることになります。
「自殺して死ねばこの苦しみから逃れられる」と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことは全くありません。
死ねばすべてが終わりで楽になれるということでは全然ないのです。
むしろその逆で、自殺をすればそれ以上の苦しみをその後死んでから何百年も味わい続けなければなりません。
私たちの魂というのは永遠に生き続けており、死んですべてが終わりというほど甘いものではありません。
自分のやったことは永遠の時間の流れの中で、必ず自分で責任を取らなければなりません。
罪を犯せば、それを償わなければならないのは当たり前のことですよね。
わざわざ自ら苦しみを増やして大きな課題を背負うのではなく、肉体の寿命がある限りこの世で最後まで命を光り輝かせること。
それこそが私たちが生きる道であり、実際に私たちには苦しみを乗り越えていくだけの力が与えられています。
どんなことであっても、その辛さや困難に負けずに打ち勝っていけるだけの力が一人ひとりの中にあるのです。
人生の中でどんな選択をしていくかはそれぞれの自由意志にすべて委ねられているものであり、何を選び取ったとしても決して責められるものでもありません。
それは良い悪いということではなく、ただ自分自身がやったことの責任は自分が取る以外にはないということ。
誰か他人のせいにしたくとも、原因結果の法則の中で、自らの思いや行いの結果は自分で引き受けるしかないということです。
魂の世界において肩代わりなどということはないのです。
そのことに思い至れば、今をどう生きれば良いのかということが自ずと見えてくるのではないでしょうか。
人はいつからでも変わることができます。
そして、その変わったことをもって、また新たな、光に満ちた明るい人生を創り出していくことができるのです。
その力が自分の中にあるのだと心から強く信じて、生きることをあきらめないでほしい。
それが、自殺で何人かの友人を立て続けに失くしてきた私からあなたに伝えたいメッセージです。
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