他人のせいにできることは一つもない
生きていると、「なんで自分がこんな目に遭うんだろう?」という訳の分からない不幸が降りかかってくることってありますよね。
そういう事態になると、「自分がこんな目に遭っているのはあいつのせいだ」と誰か人のせいにしたくなるものです。
しかし、自分の身に起こることはすべて自分が原因です。
それは100%そうであって、例外はありません。
たとえ他人のせいでそうなっているように見えたとしても、自分では気づいていないかもしれないけれども、その事態を引き起こしているのは自分自身なのです。
原因は他人ではなく自分自身が作っている
それは、この宇宙を貫く「原因結果の法則」の通りであります。
必ずその結果をもたらす原因というものがあり、不幸な出来事が降りかかってきたのならば、その原因は自分自身が作っているのです。
それは今世だけではなくて、過去世における原因が今世において因果の果を結んでいるということもあります。
「なんでこんなことが起こるんだ」と意味が分からないこともあるかもしれませんけれども、あなたにとって意味がないことはあなたの人生では起きないということ。
どんなに悪いことであっても、すべては自分が原因であり、その結果を引き受けていくのは他の誰でもなく自分自身しかいません。
あなたの魂の望み
そうであるならば、人生というのはすべてを丸ごと引き受け、受け止めていくしかないのです。
もっと言うならば、それがあなた自身の魂の望みでもあるということ。
それは、実は自分自らがそれを望んで生まれてきているということでもあります。
今どんな境遇にあろうと、それは本当はありがたいものなんだということ。
通り過ぎた後になってありがたさに気づく
すぐには感謝をもって受け入れていくことはできなかったとしても、魂視点で長い目で見たときには、「ああ、あの経験があって本当に良かった。自分にとって必要なものだった」となっていくものです。
そして、それはすべて自分の魂にとって必要なことであり、それを通り過ぎた後で、そのありがたさに気づくものなのです。
その魂視点というものが今多くの人にとって必要なことであり、私たちが今気づくべきことでもあります。