肉体の中には魂の一部が宿っている

永遠の魂

肉体の中には魂の一部が宿っている

私たちが生まれてくると、普通は肉体が自分自身だと思うことが多いのではないでしょうか。鏡を見たときに映っている姿を見て、「これが自分だ」と思うのも、ある意味では当然かもしれません。

ところが、実際はそうではなくて、鏡には映っていませんが、肉体の中には魂の一部が入っています。あの世にある自分の魂の一部が肉体に宿って生まれてきているのです。

たとえば、よく怪獣やキャラクターの着ぐるみというのがありますけれども、あの中に入っている人がいるわけです。

怪獣の着ぐるみのほうが何かを考えたりしているのではなくて、その中にいる人が何かを思い、考え、着ぐるみを動かしている。そして、仕事が終わればその着ぐるみを脱いで、こんなことを言うと子どもたちの夢を壊してしまいそうですけど、その人は家に帰っていくわけです。

それと同じように、肉体をかぶっているのが本当の自分であって、それが自分の魂の一部であります。

「一部ということは自分の全ての魂はどこにあるのですか」と疑問を持たれる人もいるかもしれません。

それはあの世の世界にちゃんとあって、死んであの世に帰れば、そこに残っていた魂と一緒になります。全体の魂の中の一部分として、今回地上に生まれてきた体験や学びというものを共有することができるのです。