人間神の子としての心と生き方

神の子

人間神の子としての心と生き方

人間神の子としての生き方というのは、どのようなものでしょうか。

それはただ心の中で思うだけではなくて、実際に表現することが大切なことであり、表現というのは行動ということです。

その行動において、行いにおいて、表現において、私たちが神の子であることを示していくこと。

それが人間の生き方に対する一つの答えだと思います。

人はもちろん心の中で思っているだけで生きていくこともできるわけですけれども、その思いを外に向かって表し、具体的な行いや行為として結晶化させていくことが人生の中で求められているのだと思います。

そのときに、人の内側にあるものが外側に出てくるのであり、心という精神的なものが一番大事なものであるということに改めて気づくのではないでしょうか。

それは、清き心であれば、その清らかさが形として現れてきますし、心に光が満ちているならば、その表現は光に満ちたものになっていくはずです。

反対に、心が我欲のエゴの思いに満ちていれば、その結果現れてくる表現や行いは、やはり暗いものになっていくものです。

そのどちらが神の子としての表現にふさわしいか。それは自ずと明白になるものであり、人から言われずとも自分の心が一番よく知っているのです。

丸いきれいな、温かい心で生きていれば、その結果現れてくる行いもきれいに、暖かくなるということです。

その意味で、人生というのは神の子としての本来の自分自身をいかに表現できるか。それに尽きていると言っても過言ではありません。