私たちはみんな神の子です。
あなた自身も。
あなたの家族も。
あなたの同僚も。
あなたの隣にいる人も。
見知らぬ誰かも。
みんなあなたと同じ神の子です。
神の子でない人は一人もいません。
誰もが価値のある、大切な存在です。
あなたが日々出会う人も、例外なくみんな神の子です。
気の合う人も、気の合わない人も、神の子でない人はいません。
善人であれ、悪人であれ、等しく神の子です。
どんな人であれ、もれなく、神から分け与えられた愛のエネルギーを持っています。
この大宇宙のあらゆるものは神によってつくられました。
神とは、この宇宙に満ちる愛のエネルギーのことです。
白い髭を生やしたおじいさんではありません。
そして、神の子というのは、神の愛のエネルギーの一部を分け与えられてつくられた存在です。
家族が血でつながっているように、誰もが愛のエネルギーでつながっています。
お互いに愛をなすことが、神の子たちの本来のあり方です。
人生の途上で生きるべき道を見失ったとき、その原点に立ち返ってみてはいかがでしょうか。
神の子として愛をなすことが幸せになっていく道です。
なぜなら、私たちは愛のエネルギーでつくられているからです。
元々持っているものに気づいて、それを発揮するのです。
日々忙しない世の中で生きていると、自分自身が何者であったのか忘れて生きがちです。
「そんなことには目を向ける暇がない」
そんな声も聞こえてきそうです。
でも、そんなときだからこそ、一度立ち止まって自らに問いかけてみてはいかがでしょうか。
「本当の幸せって何だろう?」と。
愛とは人を生かすこと。
愛とは人を赦すこと。
愛とは人と分かち合うこと。
簡単に思えることも、実際に行おうとすると難しかったりするものです。
他人に見えるあの人も、自分と同じ神の子です。
「あの人を生かすことを考えてみたことはあっただろうか」
生かすとは、その人の良いところを引き出すということです。
悪いところばかりを見て、相手を責めていたかもしれません。
愛とは何かを学ぶために、私たちは命を与えられています。
一人では愛を学ぶことはできません。
相手がいるからこそ、愛を学べるのです。