傷つくことを恐れずに挑戦する【人生に無駄はない】
新しい挑戦には失敗がつきものです。
失敗すると、傷つきます。
「やっぱりやめておけばよかった……」
そんなふうに思います。
周りの人たちからは、失敗者という烙印を押され、同情の目で見られます。
信用を失うこともあります。
そういうことを一度でも経験すると、「もう挑戦するのはやめよう」という気持ちになってきます。
「自分にはできない」と。
「恥をかくくらいなら、やらない方がマシだ」と。
でも、それはただ、自分の殻に閉じこもり、自分を守っているだけなのではないでしょうか。
「人からよく見られたい」
「できる人間だと思われたい」
そんなふうに他者の評価を求めていると、本当に大切なことがすり抜けていってしまいます。
本当に大切なこととは何でしょうか。
それは、自分を守ることではなく、自分の殻を破って一歩踏み出してみることなのです。
人生の経験で無駄になることは一つもない
最初から完璧でなくてもいいのです。
やってみなければ、学べないことがあるのです。
やってみれば、必ず何か気づきが出てきます。
気づきがあるというのは成長したということです。
人生で経験することで、無駄になることは何一つありません。
「絶対に思い出したくない」という経験でさえ、いつかは永遠の時の流れの中で「あの経験があったからこそ多くのことを学ぶことができた」と振り返れるようになる日が必ずやって来ます。
傷つくことを恐れて何もできなかった人生より、傷つきながらでも多くのことを学んで生き抜いた人生の方が、よっぽどこの世に生まれてきた意味があると思います。
人は傷つくことで、人の気持ちが分かるようになり、人を赦すこともできるようになり、より愛深い人になっていけるのではないでしょうか。