言霊(ことだま)の効果を知っていますか?

幸せになる生き方

言霊(ことだま)の効果を知っていますか?

言葉にはエネルギーがあります。それは言霊と言われますが、どのような効果があるか知っていますか。

言霊はまさにエネルギーそのものであり、どんな言葉を発するかによって、人生が大きく変わると言っても過言ではありません。それは「言葉の創化力」とも言われます。

ポジティブな言葉を発していれば、人生もポジティブなものになります。 逆にネガティブな言葉を発していれば、ネガティブな人生になっていきます。

言霊で人生が変わったという二つの具体例についてご紹介いたします。

あるビジネスマンが顧客とのメールに必ず加えた一文とは

これはあるビジネスマンの話です。

その人は仕事もよくできたのですが、できるがゆえに横柄になってしまうクセがありました。そのため、顧客に対しても端々に尊大な態度が見えてしまい、徐々に顧客が離れていってしまいました。

これではマズイと思った本人は、お客さんが離れていく理由について考えるようになりました。そして、「感謝の心」を忘れていることに気づいたのです。

それからは、顧客とのメールでのやり取りの中に、毎回必ず「ありがとうございます」という感謝の言葉を入れるようにしたそうです。すると、なぜだか分からないけれども、交渉や調整がスムーズに行くようになり、結果的にまた受注が増えていったということです。

相手に感謝をしっかり伝えることで、相手からも感謝をされて、仕事がうまくいく。ポジティブな言葉を発することで、結果そのものがポジティブなものになっていくわけです。

失敗ばかりで自信を失っていた青年が実践したこととは

これは失敗ばかりをして自信を失っていたある青年の話です。

その青年は、「自分はダメだ」、「うまくいくわけがない」と日頃から思っていました。「思う」とは、イコール「言葉を発する」ということです。「思う」というのはエネルギーそのものです。

否定的で、後ろ向きな思いは、ネガティブな結果をもたらします。この青年は自分自身を否定していたわけですから、ある意味で、自分自身を傷つけていたとも言えるわけです。

そのような「思い」がうまくいかない状況を作りだしていると気づいた青年は、それからは「自分は必ずできる」、「絶対に成功する」、「自分は自身に満ちている」と、毎朝駅まで歩いているときに思い続けるようにしたそうです。

すると、不思議なことに、仕事の依頼が舞い込んだり、それまではできないと思っていたことができるようになったということです。

言葉には大きなエネルギーがこもっている

言葉のエネルギーというのは目には見えないものです。

しかし、その目には見えないエネルギーが、大きな影響力を持っているのです。

科学的な方面でいうと、たとえば、水に向かって「死ね」とか「馬鹿」などとマイナスの言葉を言って凍らせると、結晶が崩れてしまうそうです。逆に、「ありがとう」や「感謝」というプラスの言葉を言って凍らせると、きれいな結晶になるそうです。

人生を形作っているのは、「言葉」です。どんな「言葉」を発し、どんな「思い」を発するか。 それによって、幸せな人生を作るか、不幸せな人生を作るかが決まるのです。

プラスの言葉を使って、プラスの人生を創造していきませんか。

人生とは、自ら創るものであり、幸せも不幸せも自分で呼び寄せているものです。