幸せの原点は心を整えること

幸せの原点は心を整えること

心が変われば、行いが変わっていきます。

いつも心の中に不平不満、嫉妬などのネガティブな思いが充満していれば、その口からは文句や悪口、悪態というものが出てきます。

足ることを知らない心に振り回されて、他者を非難し、攻撃的になり、自己保身に走り、人を傷つけて自分も傷ついていく。

そのような苦しみや悲しみの連鎖は断ち切らなければなりません。

心にそのような思いが浮かび上がってきたら、一つひとつ打ち消していくことです。ネガティブな思いをポジティブに変換していくのです、オセロの黒を白にひっくり返すように。

人の短所ではなく長所にスポットライトを当てる。そして、いかに多くの人たちに自分は助けられて、守られ、面倒を見てもらってきたか。そのことに気づけば、心は感謝の思いに満ちてきます。

人との能力の差は、優劣ではなく、個性の違いです。その人にしかできないことがあるのと同様に、自分にも自分にしかできないことがある。それに気づけば、嫉妬も消えていくことでしょう。

不幸な思いに偏ることなく、ポジティブな明るい思いを心という器に入れて、中道を大切にして真っ直ぐに生きていく。

人生とは心を鍛える修行のようなものです。