整形すれば美しくなれるのか

人生の悩み

本当の美しさとは

女性にとって、外見的な美しさというものは、大変気にかかるものかもしれません。

最近は、化粧をするかのように、気軽に整形をする風潮もあるようですが、本当の美しさとは一体どういうものなのでしょうか。

美は心から現れてくる

女性の美しさは、たとえば高価なドレスやブランドもので身を飾り、表面を化粧で塗りたくることで現れてくるものではありません。

美というのは、顔の表面だけを物質的に変えれば現れてくるものではなくて、魂から、心から現れてくるものです。

外見ばかりに気を取られて上手く繕ったとしても、その人の口から出てくる言葉や振舞いに触れただけで、その人が本当に美しい人なのかどうかは分かってしまうものです。

その人の持っている思いが顔形に現れる

これは女性に限りませんけれども、本当に美しくなりたいのであれば、私たちは魂の美しさに気をかけなければなりません。

その人の持っている思いが本来の美しさとなれば、実はその思いが肉体細胞にまで影響を及ぼすようになってくるのです。

たとえ、それがすぐには現れてこなかったとしても、顔形を越えて、そのような表面的なものを越えて、真に美しいと感じさせるものが出てきます。

逆に、思いが美しいものでなければ、やはりどこか顔形にもそれが出てきてしまって、どことなく歪んでいるように見える人もいます。いくら顔を外科的にいじったところで、やはり内面が均整の取れたものでなければ、そのような美しくないものが出てしまう。

たとえば、年齢を重ねた女性であれば、シワやシミが気になり、やはり年齢的にも肉体の衰えを感じざるを得ないこともあるかもしれません。ところが、そのような女性であったとしても、美しさを漂わせている人もいたりします。

それもつまり、その人が長年かけて心に持ち続けてきた思いが美しさとして表に現れているからなのです。

内面を変えなければ何も解決されない

美しさというのも、すべては原因と結果によるものであり、心の中にある原因によって顔形という表面に結果が現れてくる。

ですから、表面を直すためには表面だけ変えてもダメなのです。そうではなくて、内面の部分を変えるということです。そのように根本的なところに意識を向けなければ、何も解決されることがないのです。

いくら表面をいじったとしても、心が美しくなければ、またいずれ崩れてくることになるのです。

本当の意味で美しくなりたいと望むのであれば、内面の心を磨くことが最も大切なことではないでしょうか。