九次元を超えて
すべての魂は宇宙の神より生み出され、つくられた神の子です。
人間や動物、植物、星々もすべてが神の愛のエネルギーを分けられて、その生命を与えられています。
あの世、いわゆる霊界は「実在界」と呼ばれ、私たちにとってはそこが本来の世界であり、この世というのは魂の修行場です。
この世が三次元の物質の世界であるのに対して、あの世は肉体の目には見えない世界です。
あの世では魂の波動の精妙さによってそれぞれ住む世界が異なっていて、地球の霊界は四次元から九次元に分かれています。
私たちは魂の成長、進化のためにこの世に生まれてきて、一生を終えるとまたあの世に帰っていくという転生輪廻を繰り返しているのです。
惑星に宿って生命を生かし育む十次元の意識体
人間としての肉体をもって魂修行をしている存在は「人格霊」と言われます。
人格霊として最高度に進化した魂は九次元霊と呼ばれますが、人格霊としての魂修行が終わるとどうなるのでしょうか。
今度は人間の肉体に宿るのではなく、一つの惑星に宿っていくことになるのです。
惑星意識になると、魂のパートナーの男女がペアになって一つの星の中に入り、そこで天地創造を行い、環境を整え、生物を生み出し、命を吹き込んでいきます。そして、その星のあらゆる生命を生かし、育んでいくのです。
そのような惑星に宿る意識体が九次元を超えた十次元の存在です。
次元は上がれば上がるほど、その魂の波動がより精妙になっていきます。
別の言い方をすれば、より愛が深くなり、自らの抱えている世界がさらに大きくなっていくとも言えるかもしれません。
地球神霊のテラとガイア
私たちが生きている地球もただの岩の塊などではなく、その中に男女の意識体である神霊が宿っています。
地球に宿っているのは男性意識のテラと女性意識のガイアです。
惑星意識にとってはその星自体が自分の肉体であり、その肉体の上で神の子たちが魂修行をする場を提供し、必要なものをすべて与えてくれています。
私たちの肉体であっても、その物質を構成する原子などはすべて地球に由来しているものです。
地上で肉体に宿るということは、地球意識の肉体の一部を借りながら生きているとも言えます。
その意味でも、惑星意識はその星に住んでいるすべての神の子たちの父親であり母親なのです。
それぞれの個性がきらめく惑星の意識体
太陽系には地球以外にもいくつもの惑星がありますよね。
それらの惑星も偶然にできているのではなくて、それぞれに使命と役割があります。
地球と同じように、太陽系のそれぞれの惑星にも男性意識と女性意識がペアで宿っています。
それぞれの惑星で色や形、大きさなどが異なっていますけれども、それは担当して宿っている惑星神霊の個性が表現されているのです。
大宇宙の神のもとへ戻っていく旅
大宇宙の神のもとへ戻っていく旅を続けている存在。
それが私たち神の子です。
人格霊としての魂の学びが終われば、次は惑星意識としての学びがあり、神の子としての霊的な成長、進化の過程に終わりというものはありません。
より大きな愛を表現できる存在となれるように、ステップバイステップで神のもとへ戻っていくその歩みは続いていくのです。
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