テレパシーによるコミュニケーション~霊性に目覚めていく時代の中で~

大宇宙

テレパシーとは何か

テレパシーとは、その人が考えていることや思っていることを言葉や表情、身振り、手振りを使わずに相手の心に直接伝える能力のことです。

普通は口から言葉を話して、それを相手が耳で聞くことで意思疎通することが多いわけですけれども、テレパシーというのはそのようなやり取りではなく、直接心と心で思いのやり取りをして意思疎通をはかることを言います。

この世で生きているときにはなかなか意識することはありませんが、本来霊的な存在である私たちはあの世においてはテレパシーでコミュニケーションをしているのです。

それはどんなふうにやっているかと言えば、別に特別なことでもなんでもなく、相手に向けて自分の思いを発するだけで、こちらの思いが相手に伝わるのです。

それは視覚的に分かりやすく言えば、キャッチボールをしているようなものです。自分の思いを相手に向かって投げる。すると、相手はそれを受け取り、その意味を掴み、そして今度は自分の伝えたいことを相手に投げ返す。

そのように、私たちは本来、あの世においては霊的な存在として念のやり取りだけでコミュニケーションを取っているのです。

「以心伝心」とも言われるように

あの世とは違い、この世では人間は物質的な肉体をまとっていますが、それでも全くテレパシーが使えないというわけではありません。

「以心伝心」という言葉もあるように、言葉を交わさずとも、互いに思っていることが理解できることはよくありますよね。

普通に生活している中でも、言葉はなくとも、相手の思っていることがなんとなく分かったり、相手の感情が電波のように伝わってくることはあるのではないでしょうか。

人の思いというのは電波のように飛んでいくので、それを感じ取るのが敏感な人であれば、言葉抜きでも一瞬にして相手の思いをキャッチし、伝わるものです。

宇宙人とのコミュニケーション手段はテレパシー

今、この地上で生きるに当たっては、私たちの霊的な能力がだいぶ制限されていることもあり、テレパシーのみで意思疎通することは難しいです。

地球の過去の文明においては、なかなか信じがたいことかもしれませんが、宇宙人が地球にやって来て交流していた時代もあると言われています。そのときに言語の異なる宇宙人とどのように意思疎通していたのかと言えば、それがまさにテレパシーなのです。

他惑星の宇宙人とのコミュニケーション手段というのは、テレパシーによって直接心と心で互いにダイレクトに思いのキャッチボールをしていたのです。

一人ひとりが愛の意識に目覚める中で

この先、他惑星の人たちともオープンに交流できるような、宇宙時代の幕開けと呼ばれる時代がいずれやって来ます。

そのような時代を迎えるためには、そのプロセスとして本来私たちが何者であり、何のために生きているのか、そして、この大宇宙とは何なのかを知らなくてはなりません。

人間は神の子であり、それは地球の中だけの話ではありません。この大宇宙の中における他の星々であっても、どんな姿形をしている人類であっても私たちは同じ宇宙の神の子であり兄弟姉妹です。

大宇宙が愛そのものであり、自分たちが愛の一部であり、互いに愛し合って生きるために存在しているという、一人ひとりがそのような愛の意識にこれから目覚めていくのです。

動物や植物、鉱物ともテレパシーで話ができる

テレパシーというのは人類だけの話ではなく、動物や植物、鉱物であってもそれぞれがテレパシーで話ができます。

道端に咲いている小さな花であっても、自然界の中で生きている虫たちであっても、私たちにテレパシーで思いを伝えようとしています。

それを私たちが感じ取れないだけであり、ピュアな心でその思いをキャッチしようとすれば、本当は感じ取れるものなのです。

それをキャッチできないのは、私たちの心が彼らほどピュアではないからです。私たちの心の波長が荒く、彼らの思いと波長が合わずに感じ取ることができないだけなのです。

テレパシーが当たり前に使える霊性の時代へ

テレパシーというのは複雑なものでもなく、特別なものでもなく、元々私たちが持っている能力です。

普段の生活の中でも、意識せずに知らず知らず私たちはその能力の一部を使っており、あの世に帰れば、それが当たり前のコミュニケーション方法となるものです。

そして、あの世に限らず、いずれこの地球の地上においても、人々が霊性に目覚めていく時代を迎える中で、テレパシーというものが当たり前に使える時代になっていきます。