人間の個性とは魂の個性
人間の個性というものは、それぞれの魂の個性です。
神の七色の光の中で、魂はいくつかの色を個性として持っていることが多いと言われます。
しかし、自分がどのような個性を持っているかは簡単には分かりません。
どうすれば魂の個性が分かるようになると思いますか。
それは、愛の実践を通すことで知ることができるようになるものなのです。
どの魂も唯一無二の個性を与えられている
周りにいる人と自分の優劣を比べてしまうことはありがちなことだとは思いますが、魂の個性を他人と比較する必要はありません。
なぜなら、どの魂も唯一無二の存在であり、この大宇宙において一人として同じ個性を持っている人はいないからです。
誰もが、もれなくかけがえのない存在であります。
他人と比べてどちらが優れているとか劣っているとかいうことではなく、その魂の個性はその人固有のものであり、その人がいなければ、大宇宙のワンピースが欠けるということです。
大宇宙はジグソーパズルにたとえられることがありますけれども、すべての神の子たちが神の一部として欠けることのできないワンピースであります。
そのすべてのワンピースがつながり、宇宙の神であるオームの集合意識の現れとして私たちは存在しています。
無私なる思いで愛の実践を続ける
魂の個性に気づくためには、無私なる思いで愛の実践を続けることが大切です。
自分の心のうずきに従って進んでいくことです。
そうすると、自然と自分の個性を生かすような方向に進んでいることが多いものです。
守護霊もインスピレーションを与えながら導いてくれます。
魂の個性が最も輝くのは、エゴの思いではなく、利他の思いで他の人々の幸せのために自らを生かすときです。
個性の数だけ神に通じる道がある
どのような個性であっても、すべてが神の子として尊いものであり、この宇宙の中で必要のない人など一人もおりません。
その個性の数だけ、神に通じる道があります。
神に近づいていくということは、無個性になるのではなくて、神の子としてつくられた自分自身の個性がより明確になっていくことです。