ムーとはどのような文明だったのか?

地球

ムー文明とはいつ、どこで興った文明だったのか

かつて、現在のインドネシア辺りに一つの大陸がありました。今でいうオーストラリア大陸の二倍くらいの大きさがあったその大陸は「ムー大陸」と呼ばれ、その大陸を舞台に「ムー文明」が興りました。

各文明には、それぞれ学ぶべきテーマが九次元霊によって決められます。九次元霊とは、人格霊として最高度に進化された方々です。地球には十人の九次元霊がおり、地球に住む人々を指導されています。ムー文明は、「悟性」というものがテーマとなり、九次元霊であるエル・ランティとブッダが担当することになりました。

悟性という言葉はなかなか聞き慣れないかもしれません。一言で言うと、知性や理性、感性を統合して霊的にとらえる感覚です。推理などによらず、瞬間的に本質を捉える力、霊的直観とも言えます。ムー文明では、この悟性というものを学ぶことを目的としていました。

ムーの初期に生まれた女王(天照大神)が文明の方向性をつくった

ムー文明の方向性を最初につくられた方が、ムーの初期に女王として生まれました。現在では天照大神という名前で知られている方です。日本神道の主宰神でもある方ですが、当時のムー文明では女王として生まれて、神とは光であり、太陽のような存在であるという太陽信仰を説きました。大自然の中にある神と一体となることが大切であるという教えでした。

今から約二万年前にエスカレント(ゾロアスター)が生まれた

その後、今から約二万年前のことですが、九次元霊の一人であるゾロアスターが地上に生まれました。このときの名前はエスカレントと言いました。現在の英語でエクセレントという言葉がありますが、これは当時のエスカレントに由来しているものです。

ゾロアスターは、太陽のエネルギーは聖なるものであると説きました。当時、レムリア文明でも使われていたピラミッドパワーを用いて、太陽光のエネルギーを増幅し、エネルギーとして活用していました。各都市から各町へ、そして、各町から各家庭に向けて、ピラミッドを活用してエネルギーを送っていました。現在で言うならば、電柱や電線によって電力などのエネルギーを送っていますが、当時はピラミッドを用いていたのです。

また、当時のピラミッドには、上部が平らになっているものがあって、それは異星人たちの宇宙船が着陸するために使われていました。レムリア文明のときもそうでしたが、異星人たちが地球にやってきていたのでした。異星人たちがピラミッドに着陸すると、そこでムーの人たちとテレパシーで意思疎通していたようです。

文明の担当者でもあるブッダがラ・ムーとして生まれた

ゾロアスターが亡くなってからしばらくすると、次の九次元霊が地上に生まれました。文明の担当者でもあるブッダが地上に王として生まれ、ラ・ムーという名で活躍しました。

ブッダも天照、ゾロアスターの流れを汲み、神は太陽のような存在であり、太陽のような愛と慈悲に生き、霊性に目覚めることを人々に説きました。ちなみに、このとき、ラ・ムーの妻であったのがラ・メンタスという方で、のちにギリシャに生まれたときにはヘラという名前で生まれています。

ラ・ムーの死後、ラ・メンタスの治世となりましたが、その頃から人々が戦乱に明け暮れるようになりました。ムー文明の最後は、人々が神とは反対の方向に、自分たちの支配欲のために大自然のパワーを使っていったことが大きな反作用となり、ムー大陸は三段階にわたって沈没し、文明が終わりを迎えることとなりました。

ムー文明は悟性をテーマとし、太陽信仰を軸に人々を教え導いた

ムー文明というのは、かつて存在していたムー大陸で栄えた文明でした。悟性をテーマとし、神とは太陽のような存在であるという太陽信仰を軸として、人々を教え導く文明でした。

これを読んでいる方の中にも、当時のムー文明に生まれていた人は多いかもしれません。私たちは様々な文明を通して、その時代の学びを得て、何度も生まれ変わってきています。

その時代に得たものは魂の学びとして蓄積されて、消えてしまうようなことはありません。今は思い出すことはできなくても、必ず心の奥底には魂の宝として残っているものなのです。

ムー文明については、『プロジェクトエデン』(アマーリエ著)に詳しく書かれていますので、是非読んでみてください。