聖徳太子の転生輪廻
聖徳太子と言われる方は、私たち日本人にとってはとても馴染みのある歴史上の偉人ですよね。
子どもの頃、学校の歴史の授業でも習ったという人が大半かと思いますけれども、聖徳太子は日本だけに一回生まれて、それでもういなくなってしまったというわけではありません。
この世に聖徳太子として生まれる前にも死んだ後にも、もちろん別の時代、別の地域にも地上に生まれています。
聖徳太子はシュヴァンツェルという生命体の魂の一部が地上に生まれたときの名前です。
天上界ではシュヴァンツェルは八次元・如来界の上段階にいらっしゃる大天使の一人であります。
古代アテナイの政治家ソロン
シュヴァンツェルの魂の一部が肉体に宿り、地上に生まれ、何度も転生輪廻をされているわけですが、古代ギリシャにおいてはアテナイに生まれました。
それがソロン(紀元前639〜559)という政治家です。
ソロンはギリシャ七賢人の一人としても知られていますが、古代アテナイの政治家であり、法の制定に尽力し、アテナイの民主主義の基礎を築きました。
「ソロンの改革」と呼ばれる改革を実施し、財産に応じて市民を4等級に分けて等級に応じて参政権を認めたり、兵役の義務を定めたりしました。
また、借金で苦しむ人々を救うために負債を帳消しにしたり、借金を返せなくなったために奴隷になった人たちを解放し、そのように債務奴隷とすることを禁止しました。
古代アテナイに生きた政治家ソロンはシュヴァンツェルの魂の一部が地上に生まれた、つまり、聖徳太子の過去世の姿であります。
飛鳥時代の政治家、聖徳太子
聖徳太子(574〜622)は飛鳥時代の政治家であり、厩戸皇子(うまやどのおうじ)とも言われます。
よく知られているのは「冠位十二階」や「十七条憲法」などの制定ですよね。
冠位十二階の制度により、役人の位を個人の能力によって十二段階に分けて、家柄に関わらず優れた人が出世できるようになりました。
十七条憲法では役人の心構えを示し、特にその中の第一条である「和をもって貴しとなす」は現代の日本におけるまで長く大きな影響を与えていると言っても過言ではないのではないでしょうか。
また、聖徳太子は仏教を重んじたことも特徴的です。
アメリカ合衆国の大統領、エイブラハム・リンカーン
聖徳太子の転生輪廻として、古代ギリシャのアテナイではソロンとして生まれ、日本の飛鳥時代を経て、最近ではアメリカ合衆国に生まれました。
それが第十六代の大統領エイブラハム・リンカーン(1809〜1865)その人であります。
リンカーンは史上最高の大統領とも評価されていますよね。
南北戦争の際には、これは奴隷を解放するための戦いであると宣言し、その目的を明確化させました。
南北戦争の最大の戦いと言われるゲティスバーグの地で、戦争後に「人民の、人民による、人民のための政治」という有名な言葉を残しました。
シュヴァンツェルという大天使
このようにソロン、聖徳太子、リンカーンそれぞれの仕事内容を踏まえてみると、いかがでしょうか。
シュヴァンツェルという生命体がどのような個性と役割を持たれているのかが感じ取れるのではないでしょうか。
すなわち、より多くの人たちを幸せにするために国をどのように治め、政治を行なっていくかということに非常に長けた指導者であるということです。
世界宗教の統合に向けて日本という地を準備されてきた
そのような転生輪廻をされているシュヴァンツェルですが、天上界においては神の計画の中で、世界規模での宗教統合の計画を練り、推進されている方でもあります。
日本という国はこれからやって来る宇宙時代に向けて、世界宗教が統合されていくための新たな神理の発信地としての役割を担っています。
そのために日本神道だけではなく仏教やキリスト教、その他の様々な世界的な宗教や神の教えを受け入れることで、そのような寛容性や柔軟性の中から地球を一つにまとめ上げていくための土壌がつくられてきました。
それだけではなく、先進国として経済的にも精神的にも世界をリードしていける国になれるように、偉人豪傑たちが地上に送り込まれ、明治維新を通して文明開花が行われてきました。
そのような一連の流れもシュヴァンツェルの指導のもとに推進され、神の計画における日本担当としての責任者がシュヴァンツェルであるのです。
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