他者のために尽くす愛の実践者
あの世における七次元の世界は、一言で言うと、「愛の実践」の世界です。
別名、「菩薩界」とも言われます。
そこには地上に生まれた際には人類の進化向上に貢献し、抜きん出た存在として、その行動においてより多くの人々の幸せのために尽くした人たちが住んでいます。
人のために尽くすという、いわゆる「利他」の思いに満ちた人々が住んでいる世界です。
具体的な実践行動によって人々を救い、社会を変革していくような優れた指導者でもあり、各界のリーダーとして活躍することも多いです。
たとえば、明治維新のときに活躍された勝海舟、吉田松陰などをはじめ、ヘンリー・フォードやロックフェラー、芸術関係ではモーツァルトやワーグナー、夏目漱石、またヘレンケラーやナイチンゲール、宗教家としては中山みきなどが挙げられます。
また、よく引き合いに出されるのがマザーテレサです。
病や貧困に苦しむ人々に寄り添い、その救済に生涯を捧げつくした姿はまさに愛の実践の体現者と言えるのではないでしょうか。
七次元の役割
自分作りを終えて、今度は自分自身をどのようにして他者のために生かしていくか。
そのようなことを常に考えている人たちが七次元にいらっしゃるわけですけれども、実際どのようなことをされているのでしょうか。
七次元の世界には約二万人の人々がいると言われています。
そのうちの約六割が宗教家であり、その他にも教育や医療、政治、哲学、芸術、科学などの各分野で愛の実践をしています。
約二万人のうち一割に当たる二千人程度の人たちが地上の各国に生まれてきて、様々な国やそれぞれの分野で時代のリーダーとして活躍しています。
また、九次元や八次元の人たちが地上に生まれて法を説かれるときのサポートをし、その法を広め、伝道したり、地上に降ろされた法や教えを再び立て直すという意味で「中興の祖」という役割を果たされることもあります。
無私なる愛の実践行動のために生きる世界
あの世の七次元の世界では、それぞれの分野で村のようなものを作り、一つの村で四、五十人ほどの人たちが集まって暮らしています。
自分の専門分野のことについてはすでにスペシャリストではありますが、それだけに限らず、他の村の人たちとも互いに学び合い、教え合う中で自分自身の幅を広げてさらなる成長を目指しています。
神のお心がどこにあるかを知り、神理を知り、神のお心を我が心として人々を救っていくことをその使命、役割とし、無私なる愛の実践行動のために生きている人たちが住んでいるのが七次元と呼ばれる世界です。
あの世の次元構造については、『プロジェクトエデン』(アマーリエ著)に詳しく書かれていますので、是非読んでみてください。
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