自分はダメな人間だという思い込み
あるところに、自分はダメな人間だと思い込んでいる人がいました。
親や友人からも「お前はダメなやつだ」と言われ続けてきたため、知らぬ間に自分は何をやってもダメな人間だと思い込むようになりました。
そして、何をやっても成功せず、負のスパイラルに陥り、人生の底に沈んでいきました。
ダメな人間は元々一人もいない
人間はダメだと思い込むと、本当にダメになります。
なぜなら、「思い」というのはエネルギーそのものであり、力があるからです。
創造力があるからです。
思いが一点に集中し、強まれば強まるほど、この世界に現実化して現れてくるからです。
元々、ダメな人というのは一人もいません。
生きるに値しない人など一人もいません。
すべての人が神の子としてかけがえのない存在であり、素晴らしい個性や才能を与えられています。
ところが、あることをきっかけにして、それは他人から言われた蔑むような言葉や失敗の経験だったりしますが、「どうせ自分はたいしたことのない人間だ」、「何をやっても無駄だ」と思うようになり、似たような経験が積み重なってくると、だんだんとその思いが心の中で固定されるようになってくるのです。
思いや言葉には「創化力」がある
そうすると、実際にダメな自分というものがこの世界に現れてきて、ますます思っている通りにダメになっていきます。
思いや言葉には「創化力」というものがあるのです。
創化力というのは、思いがこの世界に具体化されて、目に見える形として生み出されることです。
繰り返しになりますが、本来ダメな人というのは一人もこの世界にいません。
すべての人の中にダイヤモンドのように輝く光の原石が宿っていて、それは神から与えられたすべての神の子たちへの贈り物でもあります。
どんなに今うちひしがれ、悲しみに沈み、自信が持てなくても、必ずあなたの心の中に光輝くダイヤモンドが埋まっています。
それに気づき、信じ切れるかどうか。
すべての人の心に神の子として光り輝くダイヤモンドが宿っている
間違いなくあなたの心の中には誰が何と言おうと神の子として光輝くダイヤモンドが埋まっています。
それを輝かせてください。
それは愛を表現するときに最も光り輝きます。
それこそが私たちが生きる意味でもあります。
元々、生きるに値しない人など一人もいません。
あなたの胸の中のダイヤモンドが光れば、その光で周りの人たちを照らすことができます。
暗闇に落ち込んでいる人に希望を与えることができます。
あなたの目の前にいる相手にもあなたと同じように、あなたとは違った形、違った光を放つダイヤモンドが眠っています。
あなたの光に共鳴して、今度は他の人のダイヤモンドも光り輝いていくのです。
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