私たちは永遠の旅人
人間は神の子であり、永遠の命を持った「旅人」でもあります。
人間は惑星を越えて移動し、あるいっときの間、その惑星の環境において様々な肉体をまといながら生きております。
魂という永遠の命の中で、宇宙を漂流していき、それぞれの惑星において愛を学び、自らの愛を表現できる可能性を追求しながら旅をしているのです。
今、私たちは地球に生まれているけれども、ずっと地球にいるわけでもありません。
卒業の時期がやってくれば、別の惑星にまとまって旅立っていく人たちもおります。
それだけではなくて、今度は地球人として他の惑星に対してどのように役に立っていけるか。
どのような貢献をしていけるかという立場になって、他の惑星の進化のために地球を飛び出していく機会も出てくるのです。
旅の思い出は記録として永遠に残る
私たちにとってその旅というのは思い出として永遠の記録として魂の中に残るものです。
それは今回の人生というものもそうであります。
嬉しかったこと。
悲しかったこと。
うまくいったこと。
失敗してしまったこと。
それらはすべて一つひとつの思い出として残っていきます。
その思い出以外、私たちが持っていけるものは何もありません。
人生の主人公としてどう生き抜いたのか。
それが映画のようになって魂に記録されているのです。
ですから、大切なことは物語の主人公になったような気分でその人生を味わうことです。
その人生を丸ごと受け止めて、楽しむことです。
その環境の中でしか、その時代の中でしか、その人間関係の中でしか学べないことがあります。
そして、もう一つ大切なことは自分に正直に生きることです。
人と比べるのではなく、自分らしく生きる。
それで人を傷つけてよいということはありませんけれども、自分の心に魂に正直に生きる。
それが最も私たちの魂を成長させることになるのだと思うのです。
すべての魂のドラマはアカシックレコードに記録されている
旅というのは一つのドラマでもあります。
そのドラマの主人公は私たち自身であり、この地球だけではなく別の惑星に移っていけばまた別のドラマを生きていくことになるのです。
一人ひとりの人生のドラマというものは、この宇宙の中ですべて記録されています。
それぞれの魂において起きた出来事がすべて「アカシックレコード」と言われる宇宙の記録庫に記録されています。
それはこの神の世界で展開したドラマとして残っていくのです。