この世とは魂の修行をする世界

この世とあの世

この世とは魂の修行をする世界

なぜ私たちはこの世に生まれてくるのでしょう?

それは多くの人が一度は考えたことがある疑問ではないでしょうか。

人が生まれてくる理由、それは一言で言えば、魂を成長させるためです。

あの世に持って帰れるのは魂の学びだけ

私たちは死ぬとあの世と呼ばれる世界へ帰っていきます。

そのときにあの世に持って帰れるのはこの世で学んだことだけです。

お金や地位、名誉などといったものは、あの世には持って帰れません。

それらは死んでしまえば儚く消え去ってしまうものです。

楽に生きるためにこの世に生まれてきたわけではない

それらはこの世での生活というものを、ある意味で、楽にするものかもしれません。

生きやすさというものを保証してくれるものかもしれません。

しかし、私たちはこの世で生きやすく、楽に生きるために生まれてきたわけではないのです。

この世で生きるには食事もしなければいけませんし、睡眠もとらなければなりません。

あの世にいればそんな必要もないのです。

それなのに私たちはなぜ、わざわざこの世に生まれてくるのでしょうか。

それは、この世でどれだけ愛の思いで生きることができるかを試しているのです。

私たちは人生を通して愛とは何かを学んでいる

私たちが学んでいるのは、愛とは何であり、どれだけ愛を表現して生きることができるかということです。

周りの人にやさしくできるか。

お互いに助け合えるか。

笑顔で人に接することができるか。

人を赦すことができるか。

そのような愛を実際になせるかどうか。

この世に生まれてきた意味とは、実はそのことに尽きているのです。

あの世にいるだけでは魂の成長は望めない

この宇宙には「波長同通の法則」というものがあります。

似たような波長のものは引き寄せ合い、増幅するという法則です。

「類は友を呼ぶ」という言葉もありますが、これも波長同通の法則を表したものです。

あの世の世界は霊界とも言われますが、霊界では自分と似たような人々が集落のようなものを作って生活しています。

周りには自分と同じような思いを持った人たちしかいないので、ケンカや争いをするようなこともなく仲良く暮らしています。

ただ、自分と同じような考えを持つ人ばかりの環境では、安定はしているかもしれませんが、成長や進化を望めません。

地上に生まれてくる大きな意味

よりいっそう魂を成長させるには、あらゆる魂が玉石混交で生まれてくる地上に生まれて、様々な経験を積むことがとても大きな意味を持っているのです。

あの世では経験できないことが地上で肉体を持つことによって経験可能となるのです。

あの世では決して出会えないような人とも出会うことができて、ともに成長していける。

それがこの世の存在している意味であり、その意味で、この世とは魂の修行場であるのです。

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