私たちは今回の人生をどのように生きるかの人生計画を立てて生まれてきます。
それは子どもを持つかどうかについてもそうです。
それも自分自身で決めてきます。
子どもができないということで悩まれたり、苦しまれている人も多いかと思いますが、子どもができないことにはそれだけの意味があるということです。
子どもができないことで魂としての深い学びがあるということです。
そこには過去世の人生の中で、例えば、子どもを蔑ろにしたことがあり、子どもを持つということがどれだけありがたいことであるのかを自ら深く学ぶという意味で、あえて今回は子どもができない肉体に宿ってくるということもあります。
あるいは、今世は子育てではなく仕事に人生を捧げるために結婚はせず、子どもは産まないという計画をしてきている人もいらっしゃいます。
そのような計画をして生まれてきていることは私たちは普通は覚えていません。
だからこそ、周囲からの目や声の影響も受けて、子どもができないと悩み苦しみ、不妊治療をしたり、行きすぎると自分には欠陥があるのではないかと思いつめてしまう女性もいらっしゃると思います。
でも、本当はそうではないということです。
子どもができないという事実をもって、そのように悩んだり、思いつめる必要はないのです。
なぜなら、そのような人生をご自分で選んで今回生まれてきているからです。
周りにどう言われようが、あなたの人生はあなた自身のものであり、あなたの魂の学びに必要なことしか人生では起きません。
であるならば、子どもができないという状況があなたにとっては必要なことであるということです。
あなたの魂がそれを望んで生まれてきたということ。
そのような霊的な視点というものから人生を捉えれば、不妊で思い悩む必要は本当はないのです。
子どもができないからと言って苦しむことでもないのです。
できるときは自然にできるのであり、できないことにはできないことの意味があるということ。
その本当の意味や理由はあの世に帰ってからでないと分かりませんけれども、今、自分自身に起こっている、ありのままの人生を丸ごと受け入れようとしてみることで苦しみも減ると思うのです。
なぜなら、繰り返しになりますが、それが自分の魂にとって必要な経験であるからです。
不妊は決して人としての欠陥でもなければ、悪いことでもないのです。