自分に自信が持てないとき

人生の悩み

自分に自信を持てるようになるためには、どうすればよいのでしょうか?

一つ目は、他人との比較をやめることです。私たちは優劣をつけるために存在しているのではないのです。

あなたにはあなたにしかできないことがあります。でも、それは簡単には分かりません。少しでも「やってみたい」と思うことがあれば、その魂のうずきの方向に向かって進んでみることです。

進んでいく中で、これこそが自分のやりたいことだと真に気づくこともあります。進んでみて、「これではなかった」と思ったのならば、引き返して違う道に進めばいいのです。

間違ってもいいから、まずは最初の一歩を踏み出す勇気を持つことです。

自分が本当にやりたいことを見つけられたとき、良い意味で、周りの目が気にならなくなります。「自分はこの道を進んでいる。そして、あの人はあの道を進んでいる。それはどちらも尊いことだ」と思えるようになります。

どちらが優れていて、どちらが劣っているということではなく、どちらもこの世界にとって必要な、欠かせない存在なのです。

ですから、二つ目として言えるのは、自分が心からやりたいと思えることを見つけるということです。

それは非常に根源的なことでもあります。なぜなら、それはあなたがどのような魂として生み出されたのかということに関わってくるからです。

この宇宙において、全く同一の魂というのは存在しません。すべての魂に唯一無二の個性が与えられており、その個性をどのように輝かせていくかということが私たちが生きている意味の一つでもあります。

たとえば、医療や介護に携わっている人がいます。苦しんでいる人たちの力になりたいと思い、一生懸命お世話をし、食事を作り、相手の話を聞いてあげる。

そのようにして相手を助け、支えてあげることこそ、自分のやりたいことだと思い、やりがいを感じている人がいます。

自分が心からやりたいと思っているからこそ、情熱というものが生まれ、熱心にがんばることができるのではないでしょうか。

そのときにこそ、自分の存在価値というものを実感することができるのです。誰かの役に立っているという実感があれば、それが自分の自信にもつながっていきます。

自信を持つために三つ目として言えるのは、努力を続けるということです。

心からやりたいと思うことが見つかれば、どんなに辛いことがあったとしても、続けていくことができるはずです。

ときには失敗することもあります。恥ずかしい思いをして、心が傷つくこともあるかもしれません。そのような失敗やしくじりが糧となり、私たちの魂は成長、進化していくことができます。

努力を続ける中で、昨日までできなかったことができるようになれば、喜びも感じられます。ですから、比較をするのであれば、他人とではなく、昨日の自分自身とすることです。

誰かから強制的に言われたことでは人は努力を続けられるものではありません。自分が心から本当に欲することでしか、やり続けることはできません。

自分自身の魂の声に耳を傾けて、自分はなぜこの宇宙に生み出されたのかを見つめてみることです。

それができれば、誇りを持って生きていくことができるはずです。

【自分に自信を持てるようになるために】
1、他人との比較をやめる
2、心からやりたいと思うことを見つける
3、努力を続ける