私たちが暮らしているこの星、地球。それは目に見える世界だけではありません。その背後には目には見えない巨大な霊的世界が存在しています。
スピリチュアルな世界に関心をお持ちの方なら、霊団や霊界、転生といった言葉に聞き覚えがあるかもしれません。でも実際に、地球系霊団にはどれくらいの霊がいるのか、具体的な数字で把握している方は少ないのではないでしょうか。
今回は、霊的世界の人口構成を通して、地上と霊界のつながり、各次元について触れてみたいと思います。
地球系霊団の総人口は約520億人
地球系霊団の人間霊(魂)の数は、およそ520億人とされています。(※1989年当時の数字)
当時、地上に生きている人間が約40〜50億人でしたので、地上の人間は霊界人口全体のわずか10分の1程度でありました。
現在の2025年は地上の人口が約82億人となっておりますので、現在の霊界人口もさらに増加しているかもしれません。
各次元別の人口構成
四次元:幽界と地獄界(約180億人)
- 地獄界:約30億人(全体の約6%)
- 幽界:約150億人(全体の約29%)
この二つを合わせると、四次元の人口は約180億人、全体の35%ほどになります。
五次元:霊界(約260億人)
五次元は、狭義の「霊界」であり、別名「善人界」とも言われますが、善なる人々が住む世界です。ここには精神的なものに目覚め始めた魂たちが存在しています。
人口:約260億人(全体の50%)
四次元と五次元を合わせると、全体の85%になります。
六次元:神界(約80億人)
- 諸天善神:約2億人
- その他の高級霊:約78億人
六次元は「神界」と言われ、上段階の「諸天善神」を含めて約80億人です。政治、経済、学問、科学、宗教、芸術などの各分野の専門家として活躍しています。
また、六次元の上段界より上にいる人たちは「光の天使」と呼ばれます。
七次元:菩薩界(約2万人)
七次元は「菩薩界」と言われ、愛の実践に励む魂たちが存在しています。
- 人口:約2万人
- 地上に転生中の菩薩:約1,000人(常時)
経済、科学、教育、宗教、芸術など多くの分野で時代を進化させるために地上に生まれます。数の割合としては宗教家の魂が多いとされます。
梵天界(約70名)
七次元と八次元の間には「梵天界」という世界があります。ここでは未来の如来たち、いわば如来の卵が修行に励んでいます。
- 人口:約70名
- 代表的存在:天台智顕、大国主命、ペテロ、マタイ など
八次元:如来界(約500名弱)
八次元は「如来界」と呼ばれ、神の代理人として新たな一つの時代精神を創る魂たちがいます。
- 人口:約500名弱
この領域の魂たちは、宗教や文明の礎を築く存在として知られています。
九次元:救世主界(10名)
九次元は「救世主界」とも呼ばれ、地上に生まれると救世主の役割を果たして人類を導く、地球という惑星を預かるリーダーたちです。
人格霊として最高度に進化され、歴史的にも知られる霊的巨人たちが所属しています。
- 人口:10名
- 代表的存在:エル・ランティ、イエス・キリスト、モーゼ、釈迦、孔子、マヌ、ゼウスなど
おわりに:魂の観点から世界を見る
こうして地球霊界の人口と構成を見てみると、私たちが今ここに生きていることの意味が、まったく違った光の中に浮かび上がってきます。
この地上世界は、ほんの一時の仮住まいです。霊界には数百億の魂が存在し、私たちもまた、その一員として果たすべき役割と課題を持ってここに生まれてきているのです。
参考文献
『新・神霊界入門』 著:大川隆法