神理とは神の心であり大宇宙を貫く法則
神理(しんり)とは、神の心であり、大宇宙を貫く法則です。
この大宇宙をつくられたのは、愛のエネルギーそのものである神であります。
その神によって決められているのが神理というものです。
私たちはこの愛の法則の中で生かされている存在です。
宇宙には、そんなにたくさんの法則はないと言われており、その中でも代表的なものが、「波長同通の法則」と「原因結果の法則」と言われるものです。
それぞれどのような法則なのでしょうか。
波長同通の法則
波長同通の法則は、「親和性の法則」とも言われますが、分かりやすく言えば、似た者同士は集まるということです。
私たちは常に目には見えないエネルギー(=思い)を発しており、そのエネルギーと似たようなエネルギーというものは引き寄せ合い、強まります。
逆に言えば、異なる波長のエネルギー同士では、反発し合います。
なぜかあの人とは気が合うということがありますけれども、それは互いに同じような考えや思いを持っているからです。
その思いによって互いに引き合っているのです。
原因結果の法則
もう一つの法則である原因結果の法則というものは、すべてのものごとには必ず原因があるということです。
今起きている現象には、必ずそれを引き起こしている原因というものが存在しており、それが良いことでも悪いことでも、それ以前に必ず何かしらの原因があるのです。
因果応報とか、自分でまいた種は自分で刈り取るとも言われます。
なぜ神は神理をつくられたのか
神はなぜそのような神理をつくられたのでしょうか。
それは神の子たちが成長、進化していくために必要なものであると思われたからです。
自らの思いや行いによって、どのような結果が返ってくるのか。
愛を持って接すれば愛が返ってくる。
人を傷つければ、自分がいずれ傷つけられる。
そのようなことを自ら学べるようになっているのです。
つまり、私たち神の子が本質的にどのような存在であり、神の子としてどのように生きるべきなのか。
それに自ら気づいていけるように、その法則というものが大宇宙に流れているのではないか。
私はそのようにも思っています。