言霊の力〜言葉の創化力で現実化〜

言葉にはそれを現実化する力がある

言葉というものには力があって、「言葉の創化力」や「言霊」とも言われますが、言ったことや話したことが現実化するということがあります。

たとえば、子育てをしているときに、子どもに向かって「お前は本当にどうしようもない子どもだ。何の役にも立たない」などと言い続けていれば本当にそのようにダメな子になっていきます。

反対に「◯◯は本当によくできる素晴らしい子だね。すごい力を持っているよ」と言い続けていれば、実際に素晴らしい子になっていくものです。

良い意味でも悪い意味でも、言葉には力があり、大きな影響を持っているのですが、そのことに気づき、意識している人はそんなに多くないかもしれません。

私自身の経験で申し上げれば、たとえば、仕事で今月の売上が足りなかったときなど、「この日に新たな仕事が入る。それで今月の売上目標は達成される」などと周りの人たちに口に出して言うことがあって、何度もそう言っているうちに本当に新規の仕事が舞い込んできて、びっくりされたことがあります(笑)。

これは自慢でもなんでもなく、誰にでもできることなのですが、そのような言葉の創化力というものを知らない、意識していない人が多いだけなのです。

言葉の力というのは本当に大きなものであります。

実現したいことを言葉にして発し続けていれば必ずそれが現実になっていきます。

それはなぜかと言えば、言葉というのはエネルギーそのものであり、思いとして発すれば、この世界を飛んで駆け巡っていくものだからです。

言葉のそのエネルギーは電波のように飛び続けていき、その波長にあった誰かにキャッチされます。

それが先ほどの例であれば、仕事が舞い込む形で実現したりするわけです。

言葉にはそのように現実を創り出していく力があります。

それは誰もが持っている力であり、それをどう活かしていくかは一人ひとりに任されているのです。