使命とは
使命とは、その人が果たすべく与えられた仕事のことです。
それは究極的には神から与えられたものであり、根本的になぜ自分という魂が生み出されたのかに深く関わっているものでもあります。
永遠に生き続けている私たちにとって、今回の人生において、どのような使命を持って生まれてきたか。
それは今生きている人生の中で果たすべき仕事があるということです。
使命とは心の中にある理想
使命が何なのかを見つけられた人は幸せです。
使命を自覚するのは簡単なことではありませんが、間違いなく心の中に刻み込まれているので、外の世界にそれを探すのではなく、心の中にあるダイヤモンドの原石を掘り出せばいいとも言えます。
そのダイヤモンドの原石とは、心の中にある「理想」のことです。
理想があるということは、それが使命である可能性が高いと言えると思います。
例えば、教育に携わっている人であれば、理想の教育というものに思いを馳せることがあるのではないでしょうか。
どんなふうにすれば子どもたちの成長を最大化できるか。
それは子どもだけではなく、大人も含めて人が成長する上で本当に教えるべき必要なことは何なのか。
そのような理想のイメージを何年も思い描ける人は教育での使命がある可能性が高いと思います。
そして、その思いを十年間持ち続けられたとすれば、それはよほど魂の深いところにあるものであり、それが使命である可能性はかなり高いと言えると思います。
使命というものが自覚されれば、あとは実践あるのみです。
実際にその理想の実現のために動くことです。
そうやって動いていくうちに、ダイヤモンドに磨きがかかっていくのであって、実践がなければ宝の持ち腐れになってしまうだけです。
使命とは神から与えられた魂の役割
あの世であれば思い即行いであり、思いを発すれば100%実現しますが、この世ではそうもいきません。
だからこそ、そこに学びがあり、この世に生まれてくる意味もあるのです。
そして、魂の歴史という視点に立ってみれば、実は自らが生み出された意味というのはまさにその使命を果たすこと、その使命こそが神から与えられた役割であり、魂の個性であるとも言えるのです。
その使命が偶然の産物なのではなく、その魂に埋め込まれた神の願いそのものでもあるのです。
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