花粉症のアレルギーもそうですが、いわゆるアレルギーと言われるものは、その原因が霊的なものであることも多いものです。
例えば、食べ物のアレルギーの場合、過去世においてその食べ物を食べたときに重大な病気になったことがあったり、食中毒になって死んでしまったというような経験をしていることがあります。
その経験が、その人の魂の記憶の中で嫌悪感として強く残ってしまっていることがあって、それが今世においてその食べ物に対するアレルギー反応という形で現れていることがあります。
魚でも肉でも何でもいいのですが、ある特定の食べ物に対するアレルギー反応というのは、肉体的に合う合わないということだけではなく、過去世でそれを食べたときの嫌な経験が魂の記憶として残っていて、その拒否反応で出ていることがあるのです。
そのようなときは、その食べ物に対する「ありがとう」という感謝の気持ちをもって食べることでアレルギーが治っていくことがあります。
アレルギーがあると、忌避感が先に立ってしまいがちですけれども、食べ物には何の罪もありません。
どんな食べ物であっても私たちはその命をいただいているということを思えば、感謝も湧いてきやすいです。
無理をしてそれを食べる必要はありませんが、「ありがとう」という思いで食べさせてもらうことで、魂における過去世の嫌な経験の記憶とも反発せず、アレルギー反応も治っていくことがあります。