ねえ、人って死んだらどうなるのかな…？
うーん、この世で死なない人はいないからね。結局、誰もが死を迎えるんだ。
「まだまだ先の話でしょ」って思っちゃう人も多いよね。
そうだね。でも正直、死がいつ来るかは誰にも分からないんだよ。明日も当たり前に生活できるって思いがちだけど、実は明日命が終わることだってあるんだ。
死んだら、意識もなくなって全部終わりって感じなのかな…？思い出とかも消えちゃうの？
それは違うんだよ。人間はそんなに儚くない。死んだ後も魂としてちゃんと生き続けるんだ。
魂って、肉体とどう関係してるの？
魂はこの世で生きるために肉体に宿ってるんだ。肉体は服みたいなもので、誰も例外なく魂が宿ってる。そして死を迎えると、魂はその「服」を脱いで、あの世に帰るんだよ。
え、でも自分が死んだことに気づかないこともあるの？
あるんだよ。たとえば、ある病気の男性がいてね。自分が死んだ後もベッドに横たわる自分を見て、「え、俺まだ生きてる！」ってビックリしたんだ。周りでは家族が泣いてるのに、声を出しても誰も聞こえない。
えー！触ることもできないの？
うん、手を伸ばしてもスーッと通り抜けちゃうんだ。そこで天使がやって来て、「これは夢じゃないよ。あなたは寿命を終えて亡くなったの」と教えてくれる。
それ、信じられないよね…。
男性も信じられなかったんだ。「まだ元気なのに！」って。でも天使はこう言うんだ。「今のあなたは魂としての存在。ベッドにいるのは肉体。役目を終えた肉体を残して、これからあの世へ旅立つんだよ」って。
なるほど…死んでも魂として生きてるんだね。
そう。私たちの本当の姿は魂なんだ。魂は永遠で死なない。肉体は一時的な乗り物みたいなもの。生きて経験を積んだら、あの世へ帰る。それが人間の本当の姿だよ。