惑星意識の次の段階とは
十次元は惑星意識として男性と女性のペアの意識体が惑星に宿り、その星のあらゆる神の子たちを生かし、育むという修行をされています。
十次元はもうすでに人格霊としての学びを終えた神霊の方々です。
では、惑星意識の学びが終わると、次はどのような段階に進むのでしょうか。
十一次元の恒星意識
例えば、太陽系というものを見たときに、太陽という恒星がありますよね。
惑星に宿っての学びが終わると、次は太陽のような恒星に宿ることになるのです。
そして、自らが抱えている範囲の惑星へエネルギーを積極的に与えきり、送り続け、一切のものを育んでいくという修行に入っていくのです。
それが恒星意識である十一次元の意識体の修行形態です。
太陽とはまさに太陽系の各惑星の父であり母である
私たち人間が家族をつくり、子どもを生み育て、養い、生きているように、太陽系というのも一つの家族です。
すなわち、太陽という恒星が父親であり、母親であり、太陽系のそれぞれの惑星は太陽の子どもたちのようなものです。
実は、太陽系に属しているそれぞれの惑星は、地球も含めて、物質的に太陽から生み出されたものであり、自然発生的に生まれたものではありません。
今から約百億年前にそれぞれの惑星が太陽から飛び出し、しばらくすると太陽の周りを回るようになりました。
それぞれの惑星を担当する神霊たちが最初からその中に宿っていたわけではなく、それらがある程度安定して太陽の周りを回れるようになった頃合いを見て、その中に宿っていきました。
陽の意識を体現する恒星意識
恒星意識は、自らがその責任の範囲として抱えている惑星たちへ向けて尽きることのない無限の光を送り届けています。
大宇宙には陰陽のエネルギーがあり、その循環によりあらゆるものが創造されますけれども、恒星意識は陽の意識を体現されているのです。
陰陽における陽とは男性性のエネルギーを、陰とは女性性のエネルギーを表しています。
陽である男性性のエネルギーは積極的に外向きにエネルギーを発信し、あらゆるものの形をつくり出すものであり、陰である女性性のエネルギーは陽のエネルギーを受けとめ、受容し、命を与えるものです。
つまり、太陽は積極的に愛を発信し、光と熱のエネルギーを送りながら、それぞれの惑星に住む神の子たちの命を育むということをされています。
聖アントニウスとセレニティ
惑星意識になると魂のパートナーである男女の意識体が星に宿り、互いに協力して仕事をするようになりますが、それは恒星意識でも同じです。
太陽には男性意識の聖アントニウスと女性意識のセレニティが宿り、太陽系のあらゆる生命を生かし、育んでいます。
そして、セレニティの意識の一部が月に宿って、そこでも陰の意識としての役割を果たしているのです。セレニティは月意識とも言われます。
太陽と月における陰陽のエネルギー循環
月の美しさというのは、太陽からの光を受けてこその輝きであり、そこにまさに陰陽のエネルギーの現れとそのあり方を見ることができるのではないでしょうか。
すなわち、陽の意識の現れとして太陽から光が発せられ、陰の意識の現れとしての月がそれを受けとめている。
それはつまり、太陽と月の間で陰陽のエネルギーが循環しているということです。
そして、月と地球の間でも陰陽のエネルギーは循環しています。
それによって、私たちが住んでいるこの地球で多くの生命体が魂修行できるようにもなっているのです。
内的ビッグバンによる光の発散、そして無限の挑戦
太陽は一年中ずっと、365日休むことなく光を発してくれています。
それは何十年や何百年という単位ではなく、何万年、何億年を超えて光り続けています。
そこで燃え尽きることもなく、それだけ光り続けることができるのはなぜなのでしょうか。
それは大宇宙の神の愛のエネルギーに直接結びつき、自らの中で「内的ビッグバン」と言われるものを起こしているからなのです。
この神の世界におけるあらゆるものを、たとえそれが自らとは対極のエネルギーのようなものであったとしても、それを自らの中に取り入れて、それを愛により変換し、爆発を起こすことで太陽は尽きることのない無限の光を発散しているのです。
それが内的ビッグバンと言われるものです。
太陽意識は、そのような無限の挑戦をされています。
それを可能ならしめているのは、太陽意識が、無数の恒星を抱えている銀河意識から大宇宙の神の根源のエネルギーを引き入れ、直接神のエネルギーと結びついているからです。
それによって太陽は無限の光と熱を発し続け、恒星意識としての修行を果たされているのです。
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