神からの問いかけとは
私たちが神から投げかけられていること、語りかけられていることとは何でしょうか。
それは「神の子としてあなたは愛をなせますか」ということだけであります。
私たちはその神からの問いかけに対して、頭で考えるだけではなくて、人生において愛を持って生きることができるかどうか。
それが私たち一人ひとりに問いかけられているものです。
愛の教えには一つの決まった答えがあるわけではない
愛の教えというのは、一つの決まった、固定した答えがあるわけではありません。
神は決して何か難しいことを求めておられるのではなく、それぞれの人生の中で、愛することとは何なのかを学んでごらんと言われているのです。
どのような答えを導き出していくかは、人によって全く異なるものであります。
愛の心を持った行いは、根底に愛が流れているかどうかだけが判断基準であり、具体的な行いは人により千差万別の現れ方をするものです。
互いに赦し合うこと
たとえば、それはお互いに赦し合うということでもあるかもしれません。相手が過ちを犯しても、それを決して責めないということ。相手が悪者だと裁かないということ。
人は仮想の敵を作り出して戦うことが好きですよね。それは自分の中にある都合の悪いことを打ち消すために、外側に悪を作り、それと戦うことでもって自らの非をないものにしていこうとしているのです。
一番大事なものは心の中にあるものです。心の中に天国も地獄もあります。自分がどのような思いを持っているのか、常に振り返り、反省することが大切です。
戦争の痛ましさ、愚かさを魂に刻んで
そして、戦争を起こすのも人間の心です。
一つの学びの段階として、まだ地球には戦争というものが起こっていますけれども、そのような傷つけ合いの中で、戦争の痛ましさ、殺し合うことの愚かさ、悲しさを私たちは魂に刻んできました。
しかし、そのような時代はもう終わりを迎え、神の子としての光一元の世界に変わっていくときであります。
そのときに、一人ひとりに常に問われているのが「神の子としてあなたは愛をなせますか」ということです。