私たちはこの地球という星に生まれました。
そして今、日本だったり、世界各国であったり、それぞれの国や地域で人生を送っています。
どんな国や地域であっても、それぞれの場所でそれぞれの歴史が展開してきたかもしれませんが、それは一つの地球という星の上に成り立っているものであります。
その星の土台がなければ、私たちは生活することもできません。
地球という星はどのように生まれたと思いますか。
それは何もない宇宙空間に魔法のようにポンっと現れたわけではありません。
私たちが毎日見ているあの太陽から生み出されたのです。
大砲の玉が太陽から勢いよく飛び出すように、宇宙空間に丸く巨大な赤々と燃えている岩の塊がポーンと放たれて生まれたのがこの地球という星なのです。
そのようにして生み出された地球は、しばらくすると太陽の周りを回り始めるようになりました。
それは最初から今の地球のように青く美しい星だったわけではありません。
公転の軌道が安定するようになると、その星を創り出していく惑星の意識体が男女ペアで宿っていきます。
惑星の中に入り、その星の使命を果たしていくために、それぞれの意識体の個性を煌めかせながら環境を整えていくのです。
地球には男性意識のテラと女性意識のガイアが宿っています。
テラとガイアは地球に生きるすべてのものたちの父であり、母であります。
私たちはどこの国に生まれようとも、同じように地球意識に生かされ、育まれ、見守られている子どもたちであります。
それぞれの魂としての出自は他の惑星であったとしても、今、地球の物質を素材とした肉体をまとい、地球の水が肉体の中を流れて生きているのです。
その意味で、私たちはみんな地球の一部であり、一つの家族であり、運命共同体であります。