宇宙の中の地球という認識へ
これまで私たちはある意味で、地球という閉じられた惑星の中だけで生きてきました。
地球の中でどこの国の人、どこに住んでいる人という認識で生きてきました。
しかし、そのような時代はもう終わろうとしています。
これから私たちはどのような認識になっていくのか。
どのような認識が必要とされているのか。
それは「宇宙の中の地球」、「宇宙の中の地球人」という認識です。
それは別の言い方をするなら、今までの「あの国の人」という認識から「あの星の人」という認識へ変わっていくということです。
実際に宇宙には様々な、地球よりもはるかに進化した星々があり、互いに協力し合いながら互いに成長し、宇宙全体の進化のために生きている人たちがたくさんいます。
その中で、地球もそのような星の仲間入りをしていこうとする時期が今やって来ているのです。
宇宙の神の子である自覚を持って、その星は宇宙へ開かれる
それにはまず、地球に住むすべての人たちが一つの家族であり、国や宗教、文化などが違っても同じ神の子であり兄弟姉妹であるという認識を持って生きられるようにならなければなりません。
互いに愛し合い、手を取り合えるようにならなくてはいけません。
私たちが地球という同じ星に住む一つの家族であるという思いに至れず、互いに戦争をし、殺し合い、傷つけ合っているような状態というのは、宇宙の他の進化した星々からすれば、まだまだ未熟な野蛮な認識の段階の星だと見なされてきたのです。
宇宙人の立場になれば、宇宙の平和や秩序が崩されてしまうような、宇宙人は外敵であるというような認識のまま宇宙に出てこられたら困ってしまいますよね。
これまで地球の中で数多くの文明が興っては沈み、この星の中だけで人々の生活や人生が完結してきました。
しかしながら、自分たちが本来、宇宙の神の子であり、愛の表れそのものであり、宇宙に満ちている圧倒的な愛のエネルギーの一部として生かされ、育まれているということ。
そのことに気づいたのであれば、その自覚を持って地球人として手を取り合い、無条件に愛を表現し合える星となることで宇宙へ向けて星が開かれていくことが可能になるのです。
それは一つの星の中で生きているだけではなく、他の星の宇宙人たちも姿を見せてくれて交流ができるようになり、また、私たち自身も自らの星を飛び出して、他の星々の神の子の幸せのために自分たちを役立てていくことができるようになっていくということです。
地球に照っている太陽が一つであり、地球に生きるすべての人たちがその一つの太陽のもとで生かされているように、さらに広い視点から見れば、宇宙の神は一つであり、どの星に住んでいる人たちもすべてが同じ神により生み出され、生かされている同じ神の子です。
そのような認識の中で他の星々の宇宙人たちともテレパシーで交流できるような、そのような時代が今は信じられずともいずれやって来ます。
愛のバイブレーションに共鳴できないものは宇宙に存在できない
これから地球が宇宙に開かれていく、ステップアップしていくときに、宇宙にはやはり宇宙の法則やルール、決まりがあります。
その最低限の認識を持たずにそこから外れるようなことをするのであれば、宇宙に開かれた星として存在することはできません。
それは別に何か複雑な法則があるということではなく、シンプルに、「大宇宙に流れる愛のバイブレーションに沿って生きられますか」ということに尽きているのです。
それは一人で、ということではなく、地球として、地球人として宇宙の愛のバイブレーションに同調して自分たちの愛を表現できますかということです。
その愛のバイブレーションに共鳴できず、大きくかけ離れてしまったときには波長同通の法則の通り、宇宙に存在することができなくなり、自分たち自ら滅んでいってしまうということがあります。
宇宙というものが圧倒的な愛に満ちていて、それに調和することができず、それに反する波動を出せば、その反作用というものが自らに返ってきて滅びの道をたどるという、そのような結果を自らが受け取ることになるのです。
そのようなことが宇宙の進化した星々にとっては常識的なこととして認識されているのです。
長い間、地球を見守ってきてくれた宇宙の仲間たち
宇宙の仲間たちは、私たちが住んでいるこの地球がそのような宇宙に開かれた段階の星になることを願い、長い間、陰に日向に私たちに気づかれないような形で様々な支援をしながら地球を見守ってきてくれました。
宇宙の進化した星々はネットワークを作り、互いに協力し合っています。
それは宇宙の国連のような形で「宇宙連合」と呼ばれますけれども、それぞれの星の代表者や関係者が話し合いをしたり、調整をしたり、意見交換をしたりしながら宇宙全体の進化のために貢献しています。
私たちの地球もそこに参加できるような星として宇宙に意識を開き、宇宙に星を開くという、そのようなときを迎えているのです。
▼「宇宙の中の地球、宇宙の中の地球人」の音声配信はこちら