宗教とは大宇宙の神の教えを伝えるもの
宗教とは何なのでしょうか。
色々な言い方はできると思いますが、つまるところ、この宇宙をつくられた神の教えを伝えるものです。
この宇宙をつくられた神とは、愛のエネルギーそのものであり、そのエネルギーからあらゆる生命体がつくられました。
銀河や太陽などの恒星、惑星をはじめ、私たち人間や動植物、鉱物など、あらゆる命は神の愛のエネルギーから分かれて生み出されています。ゆえにすべての命あるものが神の子であります。
各宗教は一つの神の教えを別々の側面から説いている
神の子たちの霊的な成長進化のために、神近き偉大な指導者たちが時代や場所を越えてこの地上に生まれてきては神の教えを説かれます。
それがキリスト教やイスラム教、仏教や儒教などになっているわけです。
各宗教はそれぞれ別々のように思えるかもしれませんが、実はそうではなくて、一つの神の教えを別々の側面から説いているのです。
各宗教の違いは指導者の個性の違いであり、優劣は存在しない
一つの神の教えなのであれば、なぜあのような違いというものが生まれてくるのか。なぜ宗教の違いでもって争い、互いを傷つけ合うのか。
その宗教の違いというものは、指導者の個性の違いによるものであって、たとえば、イエス様であれば愛というものを中心とした教えを説き、仏陀様であれば悟りというものを教えの中心に据えられました。
一つの神の教えがそれぞれの個性を通して、いわば神の代弁者として教えを伝える中で別々の側面を光で照らしているだけであり、たとえば、ダンボールの箱には上の面もあれば、横の面も下の面もあるわけですが、ダンボール自体は一つです。
それと同じように、イエス様の教えはダンボールの側面に光を当てて、仏陀様であればまた別の側面に光を当てているとも言えるわけでありますが、その箱自体は一つであります。孔子様であればまた別の面、マホメット様であればまた別の面を照らしているといったように。そこには上下の優劣などはないのです。
本来の一つの神の教えに各宗教が統合される時代
そして、今のこの時代は、本来の一つの神のもとにそれらの教えをすべて統合し、神は一つであり、地球も一つであり、私たちは一つの地球人として、それぞれの宗教の違いを認め合い、次の新たな時代を迎えていく。
宇宙には地球よりも進化した星々がたくさんあり、様々な宇宙人たちが地球という星の進化発展のためにお役に立ちたいと思って待っています。そのような宇宙の仲間たちとも手を取り合い、宇宙の中で、他の星々のために貢献できるような星になっていく。
そのためにもこれまでの宗教とは、この宇宙を創造された神の教えを偉大なる指導者たちがそれぞれの個性を通して説いてきたものであり、神は一つであることを認識して、私たちは地球人として手を取り合っていく必要があるのです。