質問:「オーム(Om/Aum)」という言葉が「I Am」(※聖書で神が自分を指す言葉(I AM THAT I AM))にどれほど似ているか、いつも印象に残っています。ジョンレノンは「Across the Universe」で「Jai Guru Deva, Om」(偉大なる師に栄光を。オームよ)」と歌っており、これはサンスクリット語のマントラです。これらのことについて考えるといつも心が震えます。神の音ともされる「オーム」とは何なのですか。
回答:「オーム」とはこの宇宙の創造主、根源神の名前です。
ヒンドゥー教や仏教などでも、オームは宇宙創造の第一の音であり、宇宙の本源的な響きであると言われているように、この大宇宙全体に鳴り響いている愛のバイブレーションです。
それは聖書で言われる神であっても同じであります。東洋的な「Om」という言い方でも、西洋的な「I Am」という言い方でも、「Creater」であっても、神のことを言っているのです。それは別々の神のことを言っているのではなくて、まさに同じ神、この宇宙を創られた神のことを言っています。
この宇宙は、オームによって創られた宇宙であり、「オーム宇宙」と呼ばれています。
オームとは「破壊し、創造するもの」という意味であり、すべての始まりであり、すべての終わりです。
私たち人間も含めて、この宇宙に存在するあるゆるものの命の源はオームであります。
オームとは、愛のエネルギーそのものです。
この大宇宙は神の思いにより創造され、宇宙に存在しているあらゆるものが、その愛のエネルギーによって生み出され、生かされ、育まれているのです。
私たちは神の子と言われますけれども、オームの一部であり、そのすべてのつながりをもってオームが現れているのです。私たち一人ひとりが神の現れであり、神の表現体であります。
私たちはオームと一体であります。
一人ひとりがその心を通して、オームとつながっているのです。
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