この世に生まれ変わる方法【生まれ変わりの池】
人はどのようにあの世からこの世へ生まれ変わってくるのでしょうか。
今回は一つの例を挙げてご紹介してみたいと思います。
人は死んだ後、あの世に帰ってしばらくすると、またこの世に生まれてきます。
生まれ変わってくるときにいろいろなケースが考えられますが、一つには「生まれ変わりの池」というものがあるのです。
生まれ変わりの池
「生まれ変わりの森」と呼ばれるところがあり、その外れに生まれ変わりの池というものがあるのですが、上位の霊人より許可が出ないと生まれ変わることはできません。
その許可というのは、過去の人生においてどのような人生を送ってきたのか。
そして、その過去世での課題がどのようなものであり、今回地上に生まれることでその課題をどのようにクリアしたいのか。
そのためにどの地域に生まれて、どのような人生を歩むつもりなのか。
つまり、人生の計画ですね。
自らの人生計画を伝えて、オッケーとなれば地上に生まれることになるわけです。
生まれ変わりの池というのは高さ数メートルの崖になっていると言われていて、崖の上から池の中を眺めると自分の生まれ変わっていく先の世界が見えるようになっています。
数メートルというと、けっこうな高さなので、そこに飛び込むときには勇気が要ります。
たまに、怖くて引き返してしまう人もいるようですが、守護霊や指導霊に説得されて、再度やって来たりすることもあるようです。
生まれ変わるというのもそれだけの覚悟をして出てきているのですね。
そしていよいよ生まれ変わろうということで、池の中に飛び込んでいきます。
すると、お母さんの胎内に宿ることになるのです。
人生の計画を立てて生まれてくる
これが生まれ変わりの一例です。
あの世と言ってもかなり広大な世界なので、もちろんこれ以外にも生まれ変わるときのやり方はあるようです。
この例からも分かるように、私たちは今回の人生の計画というものを生まれてくる前に立ててきます。
過去世における課題はカルマとも言いますが、前の人生でできなかったことや失敗してしまったことに改めて取り組むことが人生計画の一つの大きな意味でもあります。
そして、この世に生まれてくるというのは、あの世にいる人からすれば一大決心で覚悟をして生まれてくるということなのです。
ですから、普通に生きていると、普段は人生のありがたみを感じることはあまりないかもしれませんけれども、本当は魂にとってはそれだけこの世での人生は尊いものであり、一日一日の時間はある意味で黄金にも等しいとも言えるのです。