魂の記憶
初めて訪れた場所で、なぜか懐かしさを感じることがあります。
「ここは前から知っていたような気がする。以前に来た記憶はないのに不思議だな」
皆さんも、ふとそんなふうに思うことってありませんか。心の奥から懐かしさが込み上げてくるような、そんな感覚。
それは、実際に過去の人生の中で、そこにいたことがあるのでしょう。
今は覚えてなかったとしても、心の奥底には当時生きていたときの過去世の記憶が残っている。
私たちの魂にはすべての記憶が残っています。
魂は何億年も昔のことであったとしても、その当時のことに意識を向けて思い出そうとすれば、水面に気泡が浮かんでくるように記憶が浮かび上がってきて、思い出すことができます。
一つひとつの人生というものがいつかは思い出の記憶となり、何千年、何万年、何億年という長い間、様々な時代に生まれ変わり、様々な人生経験を送ってきた私たちです。
それは魂としての器を広げて、より大きな愛というものを表現して生きていけるように神から与えられた永遠の時間でもあります。