人間関係がうまくいかない最大の理由
人の悩みというものを挙げたときに非常に多いのが人間関係の悩みではないでしょうか。
人が生きるところ、何かしら問題が起きてくるのが常ですけれども、職場であれ、学校であれ、家庭であれ、どうも周りの人とうまくいかないというときにはやはり理由があるものです。
その一番大きな理由というのは、互いに感謝の思いが抜け落ちているということです。
「ありがとうございます」を伝えることに尽きる
人間関係がうまくいかないという悩みをよくよく聞いてみると、「ありがとうございます」という言葉がないのです。
そのような悩みを抱えている人にオススメしたいたった一つのことは「ありがとうございます」を伝えるということです。
「たったそれだけ？」と思われるかもしれませんが、絶大なる効果があるので、ぜひ試してみてほしいです。
感謝されて嫌な気持ちになる人は一人もいませんし、感謝を伝えると必ず相手は変わります。
変わるというのは、あなた自身に対する相手の態度もそうですし、それまで感謝の言葉をほとんど伝えずにきているのであれば、「ありがとうございます」と言ったときに、相手は一瞬かなり驚くと思います。
そして、ギスギスしていた感じが少し溶け始めるのをその瞬間に実感できるはずです。
おかげさまの精神で、それまで気づかなかった相手の助力に気づく
感謝の言葉を伝えるためには、それまで当たり前だと思っていたことが本当は相手のおかげで成り立っていたということに気づく必要があると思うのです。
「相手は何もしてくれていない。自分のほうがしてばかりだ」と思う人もいるかもしれませんが、どんな些細なことでもいいのです。
こちらが気づいていないだけで、実はその人のおかげで助かっていることや、見えないところでその人がやってくれていることが必ずあるものです。
そして、感謝を伝えるというのは一回きりのものではなく、機会があるたびに繰り返し伝えたらいいと思うのです。
一回「ありがとう」と言っただけでは変化のない人も、何度も感謝されるたびにあなたに対して好感を持ち始めるのは間違いありませんし、関係が非常に滑らかになっていくはずです。
人を変えようと思っても簡単に変えることはできませんが、こちらが変われば不思議なことに相手も変わるのです。それがまさに人は合わせ鏡と言われる所以でもあります。
感謝の思いが循環すれば人間関係は必ず良くなる
感謝の表現がないところにはギスギスした空気が漂っているものですが、それを溶かすのが「ありがとう」という言葉です。
感謝の思いが循環するようになれば、人間関係は必ず良くなっていきます。
「ありがとうございます」と言うことが恥ずかしいと感じる場合は、直接対面で言うのが難しければメールや手紙でもいいと思います。
とてもシンプルかつ簡単なことなので、ぜひ一歩踏み出してお伝えしてみてください。