学歴や偏差値で人の優劣は決まる?
学歴や偏差値で人の優劣が決まると思っている人もいらっしゃるかもしれませんけれども、そんなことは全くありません。
親や兄弟姉妹が優秀だと言われる大学や学校を出ていたり、周りにそのような人が多い場合、自分自身とその人たちと比較をしてしまい、自分は落ちこぼれだと思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、この世界で落ちこぼれな人など一人もおりません。また、誰かと比較して優劣をつけることにも何の意味もありません。
なぜなら、私たち一人ひとりに元々かけがえのない素晴らしさというものが埋め込まれていて、すべての人がこの世界に必要であり、不要な人というのは一人もいないからです。
それは互いに比較をして優劣をつけられるものではなくて、その人にしか与えられていない素晴らしさというものがあり、他の人があなたの代わりにその素晴らしさを発揮することはできません。
それは別の言い方をするならば、他の人にはできない、あなたにしかできないことがあるということです。
人間は一人では生きていけないとよく言われますけれども、本当にその通りであって、一人ひとり良いところもあれば、不得意なところもあり、お互いに欠けている部分を補い合いながら、助け合いながら生きているのが私たち人間だと思います。
であるならば、自分にはどのような素晴らしさが埋め込まれていて、どうしたら他の人たちの幸せのためにそれを活かしていけるか。
それを見つけていく、発見していくのが私たちの生きる意味であり、人生の意味でもあると思います。
学歴や偏差値で人と比べて悩み苦しむ必要は全くありませんし、ましてやそれで人間の価値や優劣が決まるようなことも決してありません。