悪意の種ではなく幸福の種まきを

幸せになる生き方

自分のやったことは必ず自分に返ってくる

女子プロレスラーの木村花さんが若くしてお亡くなりになったというニュースがここ数日取り上げられています。

SNSでの誹謗中傷が原因で自ら命を絶たれた見方が強いと言われていますが、そのような誹謗中傷をした人たちは、一体どのようにして自らの行いの責任を取っていくのでしょう?

そのような人たちは、自分のしたことが自分に返ってくるという真実を全く知らないとしか思えません。

それは匿名だとか、そのようなことは関係がありません。SNSのアカウントを削除すれば自分のやったことから逃げられるというものでもありません。

なぜなら、自分のやったことは、原因結果の法則の中で、必ず自分に戻ってくることになるからです。やってしまったことが消えるわけではないのです。そんな甘いものではないのです。

それを本当の意味で理解していたのであれば、そのように言葉の暴力でもって人を傷つけるようなことは決してしないはずなのです。

というのは、そういうことをすれば、いずれ自分が同じような目に遭うことになるからです。

相手を傷つけた度合いに応じて、自らもそれだけ傷つけられることになるのです。わざわざ喜んで自らの不幸を求める人がいるでしょうか。

私たちはお互いに傷つけ合うために存在しているのではありません。互いに助け合い、支え合い、生かし合っていくために存在しているのです。

自分のやったことが自分に返ってくるということ。それは決して難しいことを言っているのではなく、当たり前の摂理であり、法則なのです。

少しでもそのことに気づき、実感して生きていれば、誹謗中傷などするものではないことが分かるはずなのです。それは相手が有名人だろうと一般人だろうと関係ありません。

もっと多くの方々にこのことを知っていただきたいのです。自分の行いがブーメランのようにそのまま自分に戻ってくるということ。

それを本当の意味で理解すれば、自分にとって何が幸せであり、何をすべきなのかが分かるはずなのです。人を不幸にすれば、いずれ自らも必ず不幸になるということ。それをもっと多くの方に知っていただきたい。

若くして亡くなられたことは、ご本人にとっても本当に傷つかれて、心を切られるように辛く、苦しいお気持ちの中にいらっしゃったに違いありません。

そして、ご本人はもちろん、彼女を苦しめた人たちに返ってくる苦しみというものを思っても、大変辛いものがあります。ちょっとした気軽な気持ちでやったことかもしれないけれども、その責任は自らが背負わなければなりません。誰も肩代わりすることはできないのです。

今、これを読んでいるみなさんにはぜひ知っていただきたい。そして、周りの人にもぜひお伝えいただきたい。

「因果応報」とも言われますけれども、そんな難しい言葉を使わなくてもいいので、自分のしたことが自分に返ってくるということ。

であるならば、悪意の種ではなく、幸せの種をまくことが本当の幸せにつながるということ。悪意の種をまけば、必ず自分が不幸になってしまうということ。

その法則というものに例外はなく、その原因と結果の連鎖の中で、この宇宙のあらゆるものが起こっているということ。

心より木村花さんのご冥福をお祈りいたします。

そして、そのような傷を負う人が一人でも減り、一人でも多くの人たちが本来の愛の生き方に目覚めることを心から願って。