人生には好不調のどちらの波もやって来ますよね。
ずっと調子が良いということもなければ、逆にずっと不調が続くということもありません。
織物の綾のように様々な模様を作りながら展開していく人生の中で、好調のときこそ謙虚になり、周囲の人たちへ感謝を伝え、自分の力で今の好調があるのではないという自覚を改めて持つことが大切です。
一方で、不調のときはどのように生きればいいのでしょうか。
そのときは「心を見つめる」ということです。
物事がうまくいかず、落ち込んでいる時期というのは内側に入って内面を見つめる時期なのです。
不調のときはその状態から脱け出すために自分の外側の世界を変えようと必死になりがちですよね。
しかし、不調というのは自分に対して一つのメッセージを持ってやって来ます。
それが「心を見つめなさい」というメッセージなのです。
心というのは元々、愛と調和に満ち満ちているものです。
何を思うのも、何を考えるのも、私たちには最大限の自由意志が与えられており、心の王国は誰かに侵されるものでは決してありません。
人を生かし、赦し、認め、感謝するという愛の思いを持つか。
それとも、人を裁き、憎み、愚痴やエゴにまみれるような愛とは反対の思いを持つか。
愛とは親和性のない思いが心の中を占めていることが不調を生み出す原因になっているのです。
その意味で、「不調のときは一度立ち止まり、心の点検をするための機会が与えられたのだ」と思って内面に目を向けてみてください。
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好調と不調の波に対して - ヒカリのトビラジオ | stand.fm
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