大宇宙の神から送られる光
神の光というのは大宇宙の根源の神から宇宙全体に送られています。
それは各銀河からそれぞれの恒星に分けて送られ、また恒星からそれぞれの惑星へと分けて送られていきます。
私たちが住んでいる地球には、太陽から神の光が送られてきています。
それを九次元の霊界で大きく七色に分光し、それぞれの九次元霊が受け持って下次元へ降ろしています。
水が高いところから低いところへ流れていくように、神の光も流れていくわけですが、私たちはその分光された光のいずれかの光線の中に属しています。
また、それぞれの自由意志により、属している光線を変更することもできます。
愛を表す白色光線
その神の光の七色の分光において、白色光線というのは「愛」を表しています。
白色光線を受け持たれているのが九次元霊のアモールです。
私たちがよく知るところの名前では、イエス・キリストと呼ばれている方です。
白色光線はアモールを中心にした愛の霊団であり、聖母マリアやキリスト教系の宗教者のほか、医療系もそこに属しています。
地球の中で最も大きいのがこのホワイト霊団でもあります。
愛とは大宇宙を貫くエネルギー
愛というのは何でしょうか。
それを恋愛や家族愛として、他者に対する愛情のように捉えている人もいるかもしれませんけれども、本質的に愛とは何なのか。
愛とはこの大宇宙を貫いているエネルギーです。
それは大宇宙に流れている神の摂理であり、法則です。
あらゆるものをあるがままに受け入れ、生かし、育んでいるエネルギーそのものを愛と言います。
それは見返りを求めることのない、内側からあらゆるものを生かしめ、無心にただただ私たちに与え続けられているものです。
そのような愛のエネルギーが大宇宙には満ちており、その中で私たちは生かされているということなのです。
大宇宙のすべてが神の子であり、愛の表現体
愛とは何かと言うとき、それは私たちが本質的に何者であるのかということにも深く関係しています。
私たちは神の子であり、愛の子であります。
この大宇宙の意識である神の一部として、神の愛の表現体として私たちは存在しています。
その命の内側からあふれ出してくるのは愛であり、それは私たち人間だけではなくて、動物や植物、鉱物、星々であっても同じなのです。
大宇宙に存在するあらゆるものが神の子であり、神の愛の表現体であるのです。
奉仕とは他者の幸せのために愛を分かち合うこと
愛というのはそこにとどまっているものではなく、流れていくものです。
私たちが具体的に愛をなしていく一つの表れとして「奉仕」というものがあります。
奉仕とは一言で言えば、対価や報酬などの見返りを求めず相手の幸せのために行動することです。
別の言い方をするのであれば、自分のために愛を使うのではなく、それを誰かに分け与えていく、分かち合っていくということです。
例えば、困っている人や苦しんでいる人がいれば、それが目の前にいる人であろうと、どこか遠い国にいる人であろうと、自分には関係ないという冷たい無関心ではなくて、同じ神の子である兄弟姉妹として彼ら彼女らの苦しみを少しでも取り除いてあげたいという温かい優しさで自分にできることをしてあげるということです。
つまり、他者の苦しみを自分の苦しみ、他者の痛みを自分の痛みとして、それらをともに乗り越えていけるように手を差し伸べるということです。
愛は具体的な行いを通して流れていくもの
愛は口先だけで語るものではありません。
頭の中で思うだけのものでもありません。
それは具体的な行い、行動を通して流れていくものです。
それは例えば、マザーテレサが示されたものでもありますよね。
マザーテレサが貧困や病に苦しむ人々に寄り添い、人々を救い続けた姿というのはまさに愛の現れだと言えるのではないでしょうか。
そのように愛というのは、その人の生きざまをもって流れていくものなのです。
医療系の霊団の目的や役割とは
白色光線には医療系の霊団も属しています。
医療系の霊団の中心には七大天使の一人である大天使サリエルがいらっしゃり、大天使サリエルはエドガー・ケーシーの生命体として地上に生まれ、薬師如来としても知られている方です。
医療関係者の人たちは白衣を着ていることが多いと思いますけれども、まさにその白衣の白が白色光線を表していると言えます。
医療系の霊団の目的や役割とは、どのようなものなのでしょうか。
それは私たちがこの世に生まれてきて、神の子としての魂修行をしていく中で生じることもある病から、本人が少しでも円滑に魂修行ができるようにいかにサポートし、助力することができるかということです。
病の原因のすべては心、魂にある
あらゆることには必ず原因があります。
そのすべてが原因結果の法則に貫かれ、それは病であっても同じなのです。
病の原因の起点はすべて心であり、魂にあります。
魂にある原因がその結果として肉体の上に現象化しているのです。
表面化している病気の根本には内面があり、そこに本当の原因があるということです。
物質主義がいまだはびこっている現代において、本来は肉体だけがすべてなのではなく、霊的な魂が私たち自身であり、本体であるという認識を持つことが現代の医療にも必要なのです。
肉体の機能や仕組みを見るだけでは解決されず、その根本には魂があるという、霊的な観点から病を捉えていくことが本来の医療のあり方につながっていくものです。
愛と感謝は表裏一体
愛というのは感謝と切っても切り離せないものです。
愛と感謝は表裏一体であり、コインの裏表です。
先ほど奉仕についてもお話しましたけれども、奉仕の前提には大宇宙の神よりただただ無償で愛を与えられているということがあります。
その神への感謝をもって今度は周りの人たちに愛を受け渡していくということです。
それは感謝行とも言われますけれども、受けた愛を自分だけにとどめるのではなく、他の人たちと分かち合っていくということです。
それこそが神が喜ばれる道でもあります。
神の子たちが互いに愛し合い、助け合い、生かし合うことを神は望まれているのです。
生かされていることへの感謝から愛の循環へ
自らが生かされている存在であるということ。
それは根本的には大宇宙の神の愛のエネルギーにより生かされ、太陽に生かされ、この地球に生かされ、動物や植物、自然などに生かされ、家族や友人、知人、身の回りの人たちにも生かされることで自らが存在できているということ。
それに気づいたとき、心の内から湧き上がってくるのは「ありがたい」という感謝の思いです。
それは、いかに自分が愛されていたのかということですよね。
無自覚のまま、与えられるものを与えられるだけ受け取っていたことに気づいたのであれば、今度はそれをお返ししていきたいという思いになっていくのではないでしょうか。
自分のところで愛をせき止めるのではなく、他の人に対する愛として流していくこと。
そのようにして、大宇宙の中で愛というものは循環しているのです。
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